2007-02-03

気候安定化に向けての緊急メッセージ(環境省HP)

IPCCの報告書を受けて環境省のHPを通して科学者から国民へ向けて気候安定化に向けての緊急メッセージが出されました。環境省のHPを載せますのでご確認下さい。http://www.env.go.jp/earth/ipcc/4th/message.html

太田総理にお願い(温暖化と平和憲法)

テレビ番組の「私が総理大臣になったなら・・・秘書田中」に番組で議論してもらいたいことに書いてみて書ききれなかったのでここに載せます。政府の環境立国戦略に対して首相官邸HPに意見を入れたものを、何回も見直しながら書きました。こんな考え方ではどうだろうか?平和憲法に関しては、多くの歴史や大勢の人達の考えの相違があることなので、私一人の考えなど浅はかな話かもしれません。こんな考え方で通用するしないかわからないのですが、一石を投じられれば何かの足しになるはずと思いつつ・・・・・(あんまり色々なことを結び付けすぎると信用なくすかなー?とも思いつつ・・・・でも問いかけてみたい)

温暖化と平和憲法
理由
①地球温暖化に関して日本は2050年に温室効果ガス排出量を70%以上削減することを要求されると考えられている。現在、政府はチームマイナス6%というキャンペーンを行なっているが、実際には70%のうちの6%であることを討論を通して皆さんに知って欲しい。(最近はその数値を越えているらしい:2050脱温暖化社会プロジェクト:環境省)
②70%削減には、省エネ、新エネ、ライフスタイルの転換など様々な方法があるが、そのすべてを、継続的に全面的に取り組み続けるしかない。
③本気で取り組み始めると、家庭の電球を省エネ電球に交換する仕事など些細な仕事までありとあらゆるところに新しい仕事が生まれる。
④その結果、環境がきれいになり、地方の末端まで仕事ができ地域が活性化し、ニートやフリーターの活躍の場が生まれ、将来や未来に対する不安が減り、少子化対策、教育問題にまで良い影響が期待できるのではないか。
⑤温暖化の問題は、日本だけの問題ではない。将来、人口の増加するアジアの諸国に対して、最も新しい技術を使ってもらうことで、発展と同時に省エネルギーに取り組んでもらう必要がある。
⑥第二次大戦以降、日本は、戦力を持つことを平和憲法により抑止された。その結果、もしかしたら軍事力に対して投入されていたかもしれない人材、時間、資金、技術の多くが、日本の奇跡的な経済発展、生活・生産技術開発、平和利用の科学技術開発に投入さてた。しかも、その期間は60年以上にものぼり、その結果日本は、経済大国である同時に世界一の省エネ技術や新エネ技術、省資源技術保有国となった。日々の生活を支えるこれらの技術は人類が温暖化を乗り切るためのキーテクノロジーだ。
⑦これらの技術を平和憲法が60年間保持された結果とみることはできないだろうか?
⑧歴史上まれにみる60年間の軍備をもたない国家としての日本が確立した省エネ技術を、人類最大の危機である地球温暖化に全面的に向けることは人類史の中でも非常に意義のある取り組みなのではないだろうか!
⑨今後、人口が最も増加するアジア地域の中で、最も危機意識を持つことが可能であり、アジア地域全体の脱温暖化を牽引し、今、最も人類社会全体へ貢献できる可能性のある国は日本だけなのではないだろうか?
⑩軍備の拡張に対して不安を覚える今、60年間の平和憲法の成果を脱温暖化技術の世界への普及によって国際社会に問い、世界中の多くの国々が、軍備を持たないもしくは削減していくことでこんなことができるのかと驚いてもらい、世界中の国々の軍縮につなげて初めて、日本のおかれた特殊性に対して人類に対しての責任を果たし、初めて戦後レジームから脱却することができ、新たな21世紀の持続可能な世界のレジームへの転換を果たせるのではないだろうか?
⑪長いので、番組で討論するには難しいかもしれませんが、太田さんの「憲法9条を世界遺産に・・」を嫁さんが読んでいたので、それをトイレで拾い読みしていたのが頭に残っていて、こんな話が生まれました。脱温暖化は、本格的にやっているのですが平和憲法に関しては、あまり専門ではありません。かつて、難民キャンプで井戸掘り等のボランティアをしていたことがあり平和についてはいつも考えています。
追)メタン発酵の研究と脱温暖化のブログで考えてきたことを書いています。
参考にしてください。http://bokumeta.blogspot.com/

筑波バイオ・エコシステム協同組合をリンクしました。

茨城県八千代町で、建設業など多くの人達で組合を立ち上げ、一緒にバイオガスプラントを作りました。お金がなくてずいぶん色々と大変だったけど、助けられてやってきました。最初のころは循環型社会を中心に一緒に勉強してきました。循環型社会は、まだ始まりにすぎません。脱温暖化社会や持続可能な社会という全体像から、もう一度循環型社会やバイオマスプラントの位置づけをおこなう事で、より良い循環型社会づくりができると今は考えています。脱温暖化社会も一緒にやりましょう!!