2011-01-15

バイオエタノール・・・もう一つの活用法!!
























2年ほど前に筑波大学食品バイオマス工学ラボに頼まれて試作のお手伝いをした可搬型バイオエタノールリアクター。(直火炊きです。下の焚き口で薪を炊いて使います。)
バイオエタノールと言えば活用法には色々あるのだが、最近考えているヒット作のアイデアは、自動車燃料には直接使えないような低アルコール濃度のバイオエタノールを使って自然農薬を作るというもの。自然農薬というのは、唐辛子やニンニク、など防虫効果や殺菌作用のある植物抽出物を作物に散布して虫や病気から作物を守るというもの。
可搬式バイオエタノールのリアクターを作った食品バイオマス工学ラボの北村先生、実は学生時代からの先輩なのですが、はじめは、『ドラム缶風呂を作るから手伝って!!』という電話。『学生実習で風呂にでも入るのかな?』と思って引き受けたところが、実は、こんな仕事だった。
バイオエタノールについてはあまり考えてこなかったのだが、2年間で色々と勉強もさてもらい、楽しませてももらいました。
やっぱり、バイオマスは、夢があり楽しくなくっちゃね!!
このリアクター、現在干しイモ加工の残りかすを使ったアルコール製造の実験で活躍中です!!
干しイモ加工の残りかすを燃料と原料に使って作ったバイオオエタノール自然農薬でまた、干しイモ原料のサツマイモが栽培され、さらにアルコール発酵の残りかすも肥料になる”循環型の干しイモ生産”がそのうちたちあがってくるかな?