2009-12-26

「地球温暖化対策の基本法の制定に向けたメッセージ」に対する意見

地球温暖化対策基本法の制定に向けたメッセージ」に対する意見

http://www.env.go.jp/earth/ondanka/act_gwc/pc0912.html

12月28日締め切りです。下は、先日送った意見。

-------------------------------------------------

「地球温暖化対策の基本法の制定に向けたメッセージ」に対する意見

意見内容

「チャレンジ25」という呼称について

「エコ社会」の実現のためには、我が国の温室効果ガスの排出量を2050年までに80%、その通過点として2020年までに1990年比で25%削減することを目指して、社会の変革を図らなければなりません。とあるように、

最終目標が、2050年80%削減の「エコ社会」の実現であることが

「チャレンジ25」という呼称にだけでは国民に伝わりづらい。


80%という数字から浮かび上がるのは、

限りなく化石燃料の利用から脱却した“脱炭素社会”のイメージであり

“脱炭素社会”“持続可能な低炭素社会”といったイメージが

私達の向かう最終的なイメージであることが、国民に伝わるようなキャンペーン呼称が

2020年25%削減を実現する上で重要である。

目標としての80%削減社会をイメージできれば、

いち早く80%削減を達成する個人や家庭、企業などが現れ、

それぞれの余力を社会全体のエコ化にエネルギーを振り向け、

社会全体のエコ化を推し進める“エコ”リーダーとして活躍してくることが期待できる。


通過点としての2020年25%削減は、

80%以上削減ができた家庭や企業や25%削減できた家庭や企業、

逆に排出を増やしてしまった家庭や企業の総計である。

十分な削減のできなかった家庭や企業も、

より多くの削減を実現した家庭や企業も共通の目標を共有することが重要。

(共通の目標の重要性)

社会全体で、

バックキャスティングされた「エコ社会(=持続可能な循環)社会」のイメージを共有し、20201990年比25%削減をその通過点と認識できるような呼称について

もう一度しっかりと考えを再整理して

キャンペーンを打ち出して欲しいと思います。

チャレンジという言葉には、

できそうもないことに挑戦というイメージが浮かびますが、

25%は、通過しなければならないパッシングポイントと考えます。


最終的なチャレンジ目標は2050年80%削減のエコ社会ですので、

本来なら「チャレンジ80-2050」という大きなキャンペーンの中で

「チャレンジ25」キャンペーンを行うべきだとも思います。

是非、国民に正しいメッセージがわかりやすく伝わるようキャンペーンを行ってください。

私達は様ざまな考えや価値観や風土と共に暮らしています。

それゆえに多様な考え方や生き方で、日本に暮らしていますが、

正しく刺激していただければその刺激を多様な生き方や考え方に取り入れて

正しく変化していく力も持ち合わせていると信じています。

拒否反応も多少は出ますが、それは一時的なものと考えます。

是非、拒否反応を恐れずに、

大胆に、

政策と正しいメッセージを国民に打ち出して頂きたいと思います。

ちなみに、我が家では、すでにここ2年間で省エネルギーだけで、36%の電力削減を実現しました。

もちろん、光熱費は、年間10万円ずつ浮いていますので家計は豊かになり、不便さもさほど感じておりません。

正確なメッセージを打ち出すことで、

短期間に大きな転換を実現することは、十分実現可能だということをご理解いただき、

是非政策に活かしていただけることをお願い申し上げます。

-----------------------------------------

家計は豊かになりの部分は、本当は?かな・・・・

ただし、光熱費削減に関する投資に比べて削減されている光熱費の方がはるかに高く経済的ということは事実

少しずつ働きをよくして我が家の家計も豊にしていこう!!