2007-02-02

脱温暖化島田設備

昨年末、商工会で、法人会の会社紹介の欄に文章を書いて!という依頼があり、知恵を絞って文章を書きました。
 私自身が零細企業として、どのように脱温暖化に取り組むかを一生懸命考えた文章です。 
 7万人の商工会青年部員が、わが社が取り組む”何か”を見つけることに、本気で取り組み始め、その”何か”を70万人の従業員や家族、地域を巻き込んで取り組んでみたら、その輪はあっという間に700万になるでしょう。その”何か”に取り組んだ結果、環境がきれいになったり、生活が豊かになったり、仕事になったり、子供達が変わったりしたら、おそらく、その輪は、やがて高速に、世の中を、変えていくでしょう。
 本当は、脱温暖化に取り組む具体的”何か”をこれから少しづつ集めていきたいのですが、まだまだ、自分ところで精一杯です。
 でもとりあえず、私は、このように取り組むという、”意思”と、思い切ってやってみようという”勇気”を皆さんの役に立てて下さい。

テーマ 「脱温暖化島田設備」
 当社は、現在、社員9人の零細企業である。業務内容は、住宅の給排水工事、上下水道管の布設工事、住宅の水周りのリフォーム工事などを手がけている。
 一方で、当社では、約30年間の工事経験を生かし、配管工事を主体とした様々な実験装置の開発、製作等も請け負っている。
 茨城県と文部科学省で行った霞ヶ浦バイオマスリサイクル事業のメタン発酵装置は当社の作品である。
 メタン発酵装置の開発を通して得た当社の新しい経営テーマは「脱温暖化」である。
当社が得た知見は、「今後、40年間で日本は、約3割の石油での生活をつくり上げることになる。石油を使えないためプラスチィックは、植物を原料としたバイオマスが主力となる。省エネルギー、自然エネルギーなど代替エネルギーの普及が進む。ライフスタイルの転換が必要。40年という短期間で、すべての人が関わって多くのものを作り変えていくため、あらゆる分野で大きく新しい市場が生まれ、世の中が変わる」ということでした。
この中で、「脱温暖化社会のベース技術の一つであるメタン発酵に関して経験とノウハウを持つ日本でも数少ない企業の一つとして、実務を通して社会に貢献すること。」「これまで同様、家庭生活分野で、地域の皆様の快適な生活と、脱温暖化に向けた新しいライフスタイルを両立させた新しい生活の提案提供をして行くこと。」「脱温暖化に関して、より多くの情報を他社や地域、社会に発信提供し、社会の脱温暖化のスピードを加速させる努力を事業の一環として位置付け継続的に取り組んでいく。」という3つの柱を事業化していくことによって、脱温暖化した豊かな地域社会の創造に全力を尽くすことが、これからの当社の社命であると考えています。
 また、明野薪能などでは、皆様に、継続して多大な協力頂きありがとう御座います。当社役員に代わりこの場で御礼申し上げます。