2008-11-15

もう一つのプロジェクト







ソーラーカーテンってご存知ですか?

私が、先日、勝手に名づけました。
我が家の稼業は設備屋さんです。
最近は、少し、人に話す機会が増えましたが
私の給料のほとんどは、設備工事業から出ています。
設備屋さんは、トイレにウォシュレットや暖房便座を取り付けて
家庭の温室効果ガスの排出を3%も増加させてしまったり
ユニットバスに取り付ける標準の蛇口がないからや、水道局の決まりだからなどといって
家庭につけてある少し古くなった太陽熱温水器を下ろしたり
エアコンを取り外すとき、大気にフロンガスを垂れ流したり
知らないことを理由に、生活を豊かにすると勘違いしてや

知っているのに知らんぷりをして
たくさんの間違いをおかしてきました。
間違いに気がついた今、自分達ができることを探さないとと思って
私は、脱温暖化しまだせつびを自分の中に生み出しました。
脱温暖化しまだせつびには、やることがたくさんありますが
実際に、自分だけでなく、より多くの人が携われる仕事を探さないと
会社は成り立っていきませんし、低炭素社会が地域に雇用を生み出すなんて
たいそれたことを口に出すことはできません。
より多くの人が携われる仕事の一つとして、私が考えたのが
今の家を建て替えなくてもできる、家庭の外付けのソーラーハウス
少し工夫して手間を惜しまなければ、それほど、お金をかけなくても
暖房代や給湯代を削減し、結果的には、CO2も大幅削減し、
低炭素、取り外してリユースできる循環型、そして、常に太陽エネルギーの恩恵を受け続けられる自然共生型であり、安全で安心して使える持続可能型の手法であり仕事です。
その中の一つの手法で見つけたのがソーラーカーテンです。
ソーラーカーテンは、何か、お金をあまりかけないでも、冬の窓際の寒さを防げる方法はないかと
ベランダを温室みたいに囲めないかと、いろいろと探しているうちに
花粉対策や断熱用に実際に施工している事例を、HPで見つけたものを、自分でやってみたというものです。
カーテンの上部とベランダの下部に少々隙間があいてはおりますが、開け閉め自由な
簡単な、サンルーム併設型住宅に、はや変わりしますので、断熱、蓄熱共に冬季の住環境を
かなり大幅にかいぜんするものと思います。
ソーラーカーテンの内側から撮った写真もアップロードしておきます。
ソーラーカーテンの中は、雨の心配もないし、子供の 冬の遊び場や雨の心配をしないですむ物干し場になります。
そんなこと、とっくにやっているよという人もいるのではないかと思いますが
もっとたくさんの人がやってみると、きっと、ものすごくたくさんのCO2を削減し、太陽熱を上手に使うと、案外、暖房用の燃料とかを減らせるかもなあと実感していただけたら成功です。
低炭素社会おいて、いろいろな、技術がたくさん並べ立てられますが、結局、それでも使えるエネルギーの元は太陽
そのことに気がつけば、低炭素社会は、そのもうその先にあることに気がつくでしょう。
つくった材料費は11mでカーテンが約6万円、ステンレスの丈夫で腐らないレールが、3万5千円ほどしました。あとは、それをとめるステンレスのビスが千円
10万円、取り付けは自分でしますが、10万円でお釣りが帰ってきて、サンルーム付きの住宅が完成し、暖房費が大きく削減され、おまけにCO2も大きく減らし、家族の憩いと活動の場が増やせます。
ソーラーカーテン、いやグリーンカーテンがいいかな?
是非、皆さんもやってみて下さい。
10年で考えた場合、冬場に、ワンシーズンで1万円、灯油代を節約できれば、ソーラー(グリーン)カーテンはペイしますよ。






熱いぞ!!ソーラーウォール!!


風防ガラスを取り付けました。
建物への設置はまだです。

我が家は、家のつくりが東西南北にあっておりませんので南向きに取り付けてできるだけたくさんの日射をあつめようとすると少々工夫が要ります。

現在、取り付け方を検討中・・・・

取り付ける前に、実際にどれくらい、暖かい空気ができるのか、少しテストしてみました。

パネル裏面に空気取り出し用の小さな開口をつくって内部が暖かになっているか確認


おっ、暖かい空気がでてる!!
結構熱いぞ!

中がどうなっているんだか覗き込んでみると
うっ!熱い

パネルの輻射熱もあって、ものすごい熱風が顔に吹き付けました。急いで、温度計を買いに行って、計ってみると68℃

これは、いい!!

皆に見せてから、取り付けよう!!

と思いました。