2011-05-31

農水省へ提案

農水省へ提案 送ってみました!!
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先日、芝による農地からの放射性セシウムの除去と表土の除去について提案しました。汚染土壌の放射性セシウムは、イオン交換体、有機体、雲母結合体の3つに大きく分けられるようです。このうち、イオン交換体と有機体の2つが時間と共に雲母結合体に移行して、徐々にイオン交換と植物によるファイト
レメディエーションでは取り除くことが難しくなってきます。そのため、イオン交換やファイトレメディエーションはできるだけ速やかに実施する必要があります。
k不足でのNP施肥による芝の栽培、刈込後の土壌のようにイオン交換とファイトレメディエーションを同時に実施した場合、剥ぎ取り後の土壌は雲母結合体の割合がより高くなっていると考えます。そこで、その土壌をはがした芝から水洗い除去し、一定量が溜まった後、撹拌し重力沈降させることで、放射性セシウムが主に吸着している雲母を含む粘土分とその他のより大きな粒子に沈降分離できるのではかというのがアイデアです。植物鉄栄養研究会というHPのブログで雲母と粘土についてのお話を読み重力沈降を思いつきました。同様の方法が効果があるようでしたら、水田などでも、代掻き後の表面の粘土分を除去することで放射性セシウム除去率を高めることが可能かもしれません。http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1111.html#comment353 この情報からヒントを得ました。また、コメント欄で議論をさせていただきました。簡単な実験で効果の有無は確認できると思いますので、研究機関での調査の中で実験していただけるとありがたいです。また、同じように色々なアイデアを持っている人もいるかもしれませんので、是非、実験結果の情報は随時公開して頂き、オールジャパンで取り組める体制を整備してみて下さい。よろしくお願いします。
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