2008-10-17

CHOFU 新型太陽熱温水器

CHOFU新型太陽熱温水器を見てきました。200リットルのタンク付、補助用のガス給湯器、専用のリモコンがシステム化されています。不凍液を循環するタイプ。太陽電池のソーラーパネルシステムと合わせて設置したときに見栄えのしやすい薄型でシンプルなパネル設定です。


お薦めなのは、新しいリモコン!!


”エコゆ”設定にしておけば、太陽のお湯のみでの利用が可能。わざわざ、ボイラーで温めたりはしません。


また、リモコンを使った見える化で、現在の太陽熱温水器で沸いているお湯の温度がリモコンに表示される仕組み。昨日や一ヶ月単位での省エネ状況もモニターで確認できるようになっています。


パネル面積は3.8m2


ちなみに、お値段は


希望小売価格 819,000円(税込)LPG 12A 13A   HSG-200(型式)


強制追い炊き機能がついています。


一番最後についている写真は、我が家にもついているエコワイターシリーズオーソドックスなタイプですが 安い、シンプル、こわれないの3拍子そろった優れものです。

2008-10-16

エコの木ワークショップ資料

ワークショップに使った資料等をアップロードします。

10月8日のワークショップで使った資料

「商工会で具体的に取り組める低炭素社会づくり」
グリーン(ジョブ)の発想を展開した部会づくりの方向性
http://econoki.cocolog-nifty.com/blog/files/gutaitekitorikuminohoukou.pdf

ふれあい通信に掲載されたの記事の拡大版
「エコの木プロジェクトって何だ?」
http://econoki.cocolog-nifty.com/blog/files/ekonokittenannda.pdf

2008-10-15

エコの木プロジェクト部会が発足


しばらく書き込んでいなかったら、あっという間に10月になってしましました。
この間に、地元商工会に新しい部会を発足しておりました。


名前は「エコの木プロジェクト部会」


会則の一番始めには、


『筑西市明野商工会事業の一環として低炭素社会づくりを展開するために必要な情報交換や事業及び共同事業を実施するために組織する』
と目的を謳いました。
真ん中あたりに鎮座するのは、茨城大学ICAS機関長の三村信男先生
発足にあたって、記念ワークショップを主催した際に、基調講演をして頂きました。
左端が筑西市副市長 古宇田さん
地域でエコの取り組みを開始するにあたって、市役所環境課、経済課、教育委員会、地域の県議会議員、銀行、隣町の商工会青年部長さん、商工会女性部、工業高校の先生などなど、心当たりやこれまでの取り組みで培った様々な地域の関係者になんとかかんとか集まって貰って一緒に勉強とディスカッションに参加して頂きました。もちろん三村先生も一緒に議論に参加して頂きました。
記念品に「種まき大作戦」でエコかるたを進呈
とりあえず、何とか、エコの木プロジェクトを
商工会のエコの木プロジェクトとして、地域社会の皆様に認めていただけたのでないかなと一同ホッとしています。
じきに、何らかのサイトを立ち上げたいと考えています。
そのときにはまた皆さまから様ざまなお知恵を拝借したいと考えています。
エコの木プロジェクト部会・・・・
これからよろしくお願いします。


2008-08-18

持続可能な技術開発の指針

茨城大学ICAS主催の「いばらき地域サステナ・ワークショップ」に参加して、これから必要な持続可能な技術開発の指針についての図をつくりました。
 オリジナルは、「サステナビリティー学をつくる」三村信夫+伊藤哲司+田村誠+佐藤嘉則 編 新曜社
P4にあった、持続可能な社会の実現に向けての図。

 自然共生社会という発想をどう技術開発という視点で解釈するかが難問でした。

 僕が出した結論は、自然の仕組みが学べるということ

 技術というものは、もともと、自然の様ざまな現象を、上手に発見・活用し、わたしたちの役に立つように利用していくこと。

 そこにある自然の仕組みを、わたしたちが学んでいくことで、少数の人だけに帰属していた技術が、より大勢の人の技術となる。この繰り返しが、技術を社会のものとし、その恩恵を広げていく。

 そこに持続性がつながってくるのではないかと考えた。

 低炭素、循環型、自然共生による持続性までは、21世紀環境立国戦略で語られ、第二次循環型社会形成推進基本計画で、より具体化された内容、ICASの田村さんたちが、その図式に、安心・安全社会という視点をのせてきた。

 低炭素・循環型・自然共生という3つの輪に、安全・安心の確保という4つ目の視点から監視を加え、社会に受け入れられる持続可能な技術が生まれてくるという当たり前という当たり前といえば、実に当たり前の話。

 低炭素社会形成における特許の活用法・・・・・・・知的財産の保護という視点だけでなく、社会に技術の恩恵を広く広めていくための視点での特許という制度の有効活用をどう行っていくかをしっかりと考え展開していくことで、私たちの生み出した技術が広く社会に受け入れられ広がっていくのではないだろうか?

2008-08-07

首相官邸37(低炭素社会形成推進基本法)

低炭素社会基本法に盛り込んでもらいたいこと(視点)

①学校教育における”サステイナビリティー”の位置づけ
(世代にわたる長期的視点と世界に対するメッセージ)

②ネットワーク(連携)手法を活用した革新的技術開発のスピードの向上
(開発資本・人材の結集と協業)

③コミュニティーによる体験手法を活用した普及技術の浸透の拡大
(面的な展開とボトムアップ、全員が身につけることを目指して)

①は、道徳、ボランティア、体験学習、自然教育、地域教育など、これまで総合的学習の時間で位置づけられてきた取り組みに低炭素社会技術(生活技術、職業技術)、温暖化問題の解決のための理解を深める学習の時間、相手を思いやることの学習、困ったときお互いの助け合いの大切さの学習の時間としての再構築です。

これらは、国際的にも通用する”サステナイナビリティー(サステナビリティー)”の学習の時間として位置づけられます。”サステイナビリティーを”学校教育に位置づけることで、日本が本気で、内部から変わろうとしているということを国際的にもアピールすることが可能となります。

また、サスティナビリティーは、低炭素社会を生み出す中核の理念であるため、学校教育において、子供達一人ひとりの中に”サステイナビリティー”を植え育てていくことは、学校教育を通して低炭素社会を育くんでいくことを意味します。10年から、20年という長期的視点にたてば、できるだけ早期に、しっかりとした視点に立って、取り組みを開始し始めることが大切です。


②③ネットワークは、様々なものを持ち寄ることや分業による速度の加速化に役立ちます。このため、ネットワークは時間的や資源的に限られた仕事に適した手法といえます。 

一方、既存のグループや新しいグループなど、人と人が一緒の目的や場所にあつまるコミュニティーの強みは、わいわいがやがやと一緒になって、難しい問題や新しい経験を、意見を出したり話あいながら、自分達のものにできることです。新しい知識や経験を、さまざまな方向性から眺めることができたり、知識を分業して吸収し、わからなかったことを後で教えあったりと様々な取り組みが可能となります。

地球温暖化問題に関しては、人類的な視点から言えば、人類全体が一致団結して乗り越える課題ということができ、それらの点で、革新的技術開発に関しては、ネットワークを最大限に活用し、技術開発の速度を加速していくことが重要です。

一方、安全な普及技術、生活技術の浸透、革新的技術開発によって将来発生するであろう普及技術に関しては、これまで、石油に依存して生活してきた私達の生活のひとつひとつの活動と、その背後につながる間接的な化石燃料依存活動を、丁寧に、ひとつづつ低炭素化していくことが必要となりますので、一朝一夕に達成することはできません。しかし、人間は、十分にていねいに時間をかけて、あたまとからだで理解することで、少しづつ、取り組みを変えていくこともできます。ここで必要な丁寧さをあたえてくれるのがコミュニティー手法の特徴です。


低炭素社会基本法を検討し、さらに、その運用を行っていく段階で、上記の3点に、しっかりと配慮を行って制度設計や計画を策定していくことで、既存の仕組みや取り組みを、再構築、最調整していくことで、より円滑、兼、速やかに低炭素社会の基礎の立ち上げと社会全体への浸透が進むと考えます。

市町村合併などにより、日本全体において、地域のコミュニティー(集落のみならず、各種団体、ボランティア活動等)が、失われつつあります。一方で、私達の生活が地球環境問題から脱却していくためには、コミュニティーの再構築と再活性化が重要です。低炭素社会の重要性は、気候変動の緩和策であると同時に、適応策であり、現代社会の抱える課題の解決が同時に可能であるというところです。

是非、これらの視点を取り入れて、私達の未来を賭ける価値のある低炭素社会基本法を創案していただきたいと思います。
2008年8月6日

2008-07-23

省エネコンテスト

省エネコンテスト(2007年度)
協賛企業賞に入賞しました。

賞状は なし
通知と賞品が送られてきただけですが・・・・

1点は カルピスセット
「家族でおいしく頂いております。」

もう1点は、タカラトミー社製のI-SOBOTというロボット
どうして省エネなのかというと、電源にエネループが標準付属しているから・・・

できれば太陽電池の充電キット付ならうれしかったのだが・・・・

おしゃべりするし、よく動く、
パソコンが上手な人なら、プログラミングもできる。
僕は、機械いじりが好きなので興味はあるんだけれど・・・・

我が家の子供達は、どちらかというと、今はカブトムシとクワガタと庭の野菜に夢中

やっぱり夏ですから・・・・・

タカラトミーさん、賞品ありがとう御座いました。

次の賞品は、是非”省エネカルタ”で、よろしくお願いします。

しまだびん

2008-07-17

久しぶりにメタン発酵(生物脱硫)


 昨年、JST(科学技術振興機構)のプロジェクトに応募して
バイオガスの生物脱硫の実験を一つやっていました。

マイクロバブルで曝気した消化液で、バイオガスを洗うというもの・・・・・
よく捕れます。

小さくて簡単な方法を考えようと取り組んだものですので
是非、皆さんの試してみて下さい。

特許?

もちろん出しました。
けど・・・そんなことはあまり気にしません!!

アイデアは形にしてなんぼ

人の役に立ってなんぼ
技術は使われてなんぼ、
磨かれてなんぼ
です

遊びがてらでやってみたい人はご相談下さい!!

商売の人はご遠慮下さい!!

18日までの アグロ・イノベーション2008で
ポスターの展示を行っています!!

2008-06-23

地球温暖化問題に関する懇談会提言「低炭素社会・日本」をめざして

地球温暖化問題に関する懇談会提言
「低炭素社会・日本」をめざして」(H.20.6.16)


http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai05/05siryou1.pdf

書きっぷりのいい所と、
まだまだあいまいで煮詰まっていないな・・・・
そこから先が知りたいのに・・・・・
というところがありました。
原子力についての位置づけ・・・・・
新聞に書いてあったのはこういうことか・・・・・・
思うところはたくさんありますが、いろいろな人の知恵を絞って、ぎりぎりまでしのぎを削って書き込まれたのかと思います・・・・・

これを受けて、埋まっていない穴を埋め
広げられていない道を広げ
これではだめだと思うところを削り直し
地図を繰り返し繰り返し眺めて書き直し、探検によってその真偽を確認し、より良い道筋を探していくために
この提言が、作成されたのだと私は思いたいと思います

クールアース50から比べれば、ずいぶん進んだなと私は思います。
でもでも、それでもまだまだぜんぜん足りない・・・・

すべての出来事が・・・・
ほんの些細なことにまで、本当に届いたんだなあと
思えるようになるまで、

本当に長い道のりを
僕たちは歩み始めたんだな・・・
と思います。


追)この提言書の取りまとめのための第4回地球温暖化問題に関する懇談会の議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/dai05/05sankou3.pdf

これを読んでいくと、懇談会メンバー一人ひとりの考え方や意見
専門家としの貴重な情報、
取りまとめの経緯・・・
いろいろなことが読み取れます。

大切なのは、提言書といっても、必ず誰かが作ったからそこにあるということ
文脈に書かれてない、様ざまな意見がそこにあり
そこに描かれた事柄も、まだまだ十分に動かせるということを
私たち一人ひとりが知っていること・・・・

同時に、ここに書かれた文脈を基に、様々な政策や取り組みがスタートすることも事実

全体を見渡してながら、時に全体に対しても口出しをしながら、自分のできることをこつこつとやる・・・・・・

時に、足元に転がっている事柄が、全体を大きく変化させる・・・

世界や社会が人や自然、集団や風土のあつまりなら、足元に起こっている変化は、世界全体の変化と密接につながっている。

僕ができることを、今度は、家族や友人、地域や国や世界と一緒に、本気で取り組んで見よう!!

”僕のメタン発酵”

2008-06-10

”フィフティーフィフティー”

省エネによる光熱水費節減分還元プログラム"フィフティ・フィフティ"
(児童・生徒、教職員が連携して省エネ対策を行い、浮いた経費(節減された光熱水費)の一部を自治体が学校に還元するプログラム)
http://www.jccca.org/content/view/1258/715/

いろいろな省エネ、考えてはいるんだけど・・・・
はじめるには、何かきっかけがほしい・・・・

第7回高校生地球環境論文賞の入賞作品(中央大学)
受賞論文【優秀賞】「日本のエネルギー対策の課題―情報共有による国民参加―」
伊藤 綾香
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/guide_univ/e10_03_07_02_j.html

を発見し、その中の事例と論考・考察から教わりました。

これなら、確かに、いいかも!!

一周もしくは二週遅れの日本に住む私たちの温暖化に関する取組み

今度は、進んで先を行っている多くの成功事例を見習って

たくさんのことを実践してみよう!!

きっと、すばらしい発見がいくつも待っているのではないだろうか・・・・

2008-05-31

エコの木プロジェクト

つくば3Eフォーラムで、商工会のエコの木プロジェクトで出展しています。

”エコの木プロジェクト”ポスターをつくりました。

http://econoki.cocolog-nifty.com/blog/files/ekonoki_p.pdf

また庭エコ まちエコ も下にあります。

http://econoki.cocolog-nifty.com/blog/files/niwaekomatieko.txt

ワンクリックで行くようにしてとのご意見を頂いたのですが、そのうちつくりたいと思います。待ってて下さいね!!

皆さん、見に来て頂いてありがとうございました。

ちなみに、午後のセッションで、
イギリス ロンドン、アメリカ ポートランド、ドイツ フライブルグ、スウェーデン べクショー、イクレイのアジアの3都市
の先進低炭素都市の取り組みは、とてもよかったし、ためになりました。

2008-05-22

第2回つくば3Eフォーラムにエントリーします!!

ご無沙汰です。

5月31日、6月1日

第二回つくば3Eフォーラム
エネルギー・環境ショーケースに

”エコの木プロジェクト”エコ体験をエントリーしました。

HPと配布資料に載りますからね!!




また 6月4日、茨城大学ICASで

第二回「いばらき地域サステナワークショップ」
が開催されます。

そちらにも参加しますから、よろしければ皆さん遊びにきて見て下さい。
 

2008-04-30

大切な友人

空っぽの皿さんを紹介します。
ブログ”Culture Jammer いのちの旅”
http://imhere8128.seesaa.net/
セヴァン・カリス=スズキさんも彼とのやり取りの中で知ることができました。
紙おむつの問題、
詩や絵画や音楽
環境や哲学や宗教
原発

あり余るくらいたくさんのことを空っぽの皿さんは書き続けてきました。

僕がつきあうことができたのは、その中の、ほんのちょっとの時間

現在、彼は、病気の中で一生懸命闘っています。
まだまだ、伝えたいこと、出逢いたい人がたくさんいる
その中で、1日、1日を積み重ねながら、たくさんの愛を”うたのおくりもの”として
書き綴り続けてくれています。
僕に、今できるのは、そのことを少しでもいいから皆に伝えること。
時間があったら、是非彼のブログを訪れてみてください。

2008-04-09

「低炭素社会づくりに向けて」のとりまとめ (おそらく最終版)

中央環境審議会地球環境部会における「低炭素社会づくりに向けて」のとりまとめ (おそらく最終版)  http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=9564

が公表されました。
この情報は財)省エネルギーセンターのメールからの情報
最近、省エネルギー普及センター登録の
省エネ普及指導員になりました。
何かあったら使ってね!!

2008-03-17

「いばらき地域サステナワークショップ」

茨城大学ICAS主催「いばらき地域サステナワークショップ」で発表してきました。
http://www.icas.ibaraki.ac.jp/outrearches/ICASNEWSvol7.pdf

私と筑西市明野商工会青年部の発表スライドはこちら・・・です。
http://econoki.cocolog-nifty.com/blog/files/akenotorikumi.pdf

2008-02-26

トゥヤーの結婚

http://tuya-marriage.jp/trailer.html(公式HP)
このブログに貼り付けてあるニュースで見つけた映画。

温暖化って普通に考えるととてもわかりづらい

温暖化が人の人生に与える影響・・・・

文章と予告編しか見ていないけれど

見てみたいと思った映画です・・・・・。

2008-02-11

つくば3Eフォーラム事務局へのメール

つくば3Eフォーラムの3Eカフェに行ってきました。
3Eフォーラムより、よりラフなミーティング
カフェとしてしっかり育つと、ハードな低炭素都市よりもより柔らかく柔軟なディスカッションと活動の場として広がるのではないかと期待しています。


以下は、3Eカフェ翌日のメール



3Eフォーラム事務局御中

昨夜は3Eカフェありがとうございました。

当初、3Eフォーラムの動きがあまり活発でないと心配していましたが、
今回のように、学生主体の取組みが開始され始めたことに、改めて期待と可能性を感じました。

是非、学生の取り組みに押されて、専門家の連携や取組み、地域社会との連携にまで巻き起こせるエネルギーが生まれることを期待しています。

セヴァン・カリス=スズキさんのスピーチを紹介します。

私は、地元で、大工さんや、左官屋さん、石屋さん、建具屋さんなど、様々な職業の友人に温暖化の話をする時に、一緒に、このスピーチを紹介しています。

嘘偽りのない実際のことばなので、私も含め、心に残り、それぞれの人の個人的な取り組みを後押しする力となっています。

3Eフォーラムの皆さんや、学生、多くの研究者の皆さんも、実際に取り組みを始めると、何回も、現実や、地球温暖化の深刻さの実態に打ちのめされるでしょう。仕事に就いている人たちは、自分の現在の仕事と温暖化を防止する取り組みとの間の矛盾に何度も葛藤されるでしょう。
ただ、それらの葛藤を乗り越え、解決法を発見し、その解決法を自分が身に付け、さらにまだ解決法を発見できていない大勢の人たちに広げる無数のの取り組みの結果の総体が実際の低炭素社会の具体像なので、私たちには、これから始まる、大きな仕事をやり遂げる忍耐力と勇気と困難を楽しむ楽観さも同時に必要なのではないかと思います。

そういった意味でも、セヴァン=スズキさんのメッセージは、勇気を与えてくれます。

リオの地球環境サミットでのスピーチですが、日本では、あまりよく紹介されていなかったようです。事実、私は、環境科学研究科出身なのですが、つい一年ほど前に知ったばかりです。

セヴァン=スズキさんは、このスピーチの後、子供代表で、国連憲章の草案づくりなどにも携わりました。学生活動としての環境活動の「Recognition Of Responsibility(ROR)」 (責任の認識)も有名なので、学生の活動の参考になると思います。

また、最近では、チームGOGOという活動にメッセージを送っていますので、そのURLも添付します。

私は、つくばでメタン発酵の研究を始め、博士論文に取組み始め、「なぜメタン発酵なのか?」、「なぜバイオマスなのか?」を、できるだけ誤魔化さずに、最後まで考え切ってみようと取り組み始め、行き着いた先が、現在の地球温暖化、低炭素社会、気候変動の問題でした。

おかげ様で論文の諸言について考えるだけで2年を費やしてしまいました。

しかし、そのことでわかったのは、様々な経済や産業の転換の方向性を見つける手法は、今ある問題点を、途中で誤魔化さずに、割り切れるまで、徹底的に考え抜いてみることで発見できるのではないかということでした。例えば、エコインクと呼ばれるソイインク(大豆由来)でも、問題を考え続けてみると、そのインクを作る原料は、おそらくアマゾンの熱帯林を切り開いた安価な大豆や中国の低コストな大豆に行き当たるはずです。これまでの経済では、ソイインクは、この時点でエコロジーな商品として流通可能ですが、いつでも「本当にエコなの?」という疑問に向き合い続けることで、それでは、そのインクを本当にエコにするために、自分の会社で、国内の遊休農地を使って国産のマイレージの少ない有機の大豆を作ろう!値段は非常に高くなるが、消費者に理由を説明し、少しづつ理解してもらおう!という取組みまでたどり着けるかもしれません。本当は、ものすごい葛藤やジレンマ、反対と戦い続けることでしょうが、そこまで達成できれば、おそらく、そのインクメーカーは、豆腐や醤油を作るようになるかもしれませんし、有機農業を中心としたエネルギー産業に着地するかもしれません。

低炭素経済の本領はここにあるのかもしれません。気候変動を契機に持続可能性と低炭素経済を企業が内部化し、想像もしないとんでもない着地点に到達することが、未来を非常に楽しくさせてくれるかもしれません。

気候変動の影響は、私たちに、防災と比較的大きな地域規模での相互互助システム、備蓄の仕組みを、国内、国外共に必要とします。

低炭素社会については、様々な選択肢を用意することができますが、実際に私たちが掴みとれる未来はたった一つだけなので、できる限り、今後発生する様々な問題のすべてに対して考えうる解決策を盛り込んだ、より完全な低炭素社会の未来像をわたし達は、少なくとも最低一つは用意しなければなりません。たとえ、それを用意しても、大勢の人からなる社会では、それの5割から7割を実現できたら上出来であり、たとえそれを実現するだけでも、私たち、自分たちのありとあらゆる努力を注ぎ込む必要があるでしょう。

温暖化に関する取り組みを始めて、2年まではなりませんが、現在のところは、こんな所を考えています。

今後ともよろしくお願いします。

セヴァン・カリス=スズキ リオ環境サミットのスピーチ
http://www.sloth.gr.jp/relation/kaiin/severn_riospeach.html

チームGOGOへのメッセージhttp://www.teamgogo.net/temp/severn.html

2008-01-19

低炭素社会づくりへの意見

低炭素社会への意見はそれぞれ人さまざまだろう・・・!

あまり時間もなく、専門家でもないが、太鼓をたたいて考え続けていくしかないだろう・・・・!
短い時間でしたが、僕はこう考えました・・・・。

理念
 理念は、理想であり目標であり道筋である。また、困難な局面に差しあたった時、常に立ちかえる重要な指導者である。論点整理のスライドにおいて低炭素社会の基本理念の構築はより簡略化され、具体的な目標設定はなされているが、現状から未来にかけての縦軸、低炭素社会という概念の広がり、低炭素社会の理念を貫く精神については、十分な議論が必要と考える。特に、低炭素社会の概念は、本来、私たち人類社会全体が取り組みを必要とする課題として国際的に提案できる概念であるはずが、基本理念が、より具体化してしまったため、奥行が委縮し、国際的理念が国内化し、論点整理全体がドメスティックになってしまった気がする。是非、以下の論点を考慮し、低炭素社会を国際的な理念として世界に提示し、その先進の具体的事例として日本が取り組みを始めるという方向性で世界に主張して頂きたい。また、一方で、日本国内に対しては、低炭素社会の概念に関して、さらにその本質に肉迫していくことで、これまで実際に行われてきた様々な先進的な多くの取り組みと低炭素社会づくりの取り組みとの間の差異を明瞭にし、ポイントを絞った再調整によって社会全体の最適化を行っていくことで、連続的にかつ、速やかに低炭素社会への移行が加速化されるよう配慮していくことがより効果的な結果を生み出すと考える。以下に、低炭素社会の理念を作る上で重要なポイントを示す。
① 低炭素社会づくりは、私達人類に与えられた、地球温暖化の影響を最小限に食い止め、さらに、その先の、有限な地球環境の中で、地球全体の住民が相互に強調し、人類全体の繁栄を持続させる唯一の手段である。
② また、低炭素社会をつくることは、私たち人類に突きつけられた、気候変動や、化石燃料社会の発生させた様々な問題を解決することであると同時に、大量生産大量消費社会の発生させた数多くの弊害を同時に解決する手段である。
③ 特に、途上国のみならず、先進国の抱える、雇用、教育、福祉に関する数多くの問題を根本的に解決可能な選択肢を生み出す可能性を数多く有しているため、発展途上国、先進諸国が共通に目指す将来の目標として低炭素社会は位置づけることができることが最大の特徴である。
④ 低炭素社会において、重要な要素は、個々人の持続可能性に関しての目覚めである。
⑤ 持続可能性の概念は、個人の体の中から、世界全体の持続可能性に至るまで幅広く適応可能な概念である。
⑥ それらの認識の深まりと広がりが、単独では存在し得ない私たち人間が、外界の環境や他者と、どう調和して生きていくのかを教えてくれる。
⑦ 同時により多くの人が、持続可能性という概念に、はっきりとした価値を見出して行くことで、それらの人から構成される世界全体とそれぞれの社会それ自体が、自律的に安定性を生み出していく。これは、持続可能性という概念には、それ自体に、自らを律していくという概念が内包されているからである。
⑧ 低炭素社会という概念は、言葉の上では、単に、一つの化石燃料の消費を抑えた社会という枠組みにとられ易い。
⑨ しかし、むしろ産業革命以降の化石燃料消費社会や大量消費社会など、数百年から数千年単位での人間と自然や社会そのものとのかかわり方の在り方自体の変化までをも内包する大掛かりなパラダイムそのものとして位置づけることが、より低炭素社会の本質を明瞭に引き出し得る。
⑩ 低炭素社会の概念については、今後、さらに産業革命以降現代までの私たちの歩んできた社会の本質といったい何が違うのかを、さらにしっかりと比較研究していくことが大切である。
⑪ 特に、それらの比較が、低炭素パラダイムに私たちが向かうための重要な足掛かりとなっていくからである。

手法
低炭素社会づくりは前述したとおり、パラダイムの転換である。私たちは、数世代にまたがってこれらの事業を成し遂げることを宣言し、取り組んでいく。世代を超える取り組みの中で、私たちは、低炭素社会の理念(=魂)を教育を通して、私たち自らと、次の世代に伝える必要がある。そのような点でも、是非、私たちは、子供たちに伝えるべき言葉を理念として低炭素社会の基本理念として掲げたい。それらの基本的理念を作ることを前提として、教育の中で以下の取り組みを行っていく必要がある。
⑫ 今後40年以上の期間をかけて、世代間に渡る長期の時間をかけて低炭素社会を作っていく上で、教育は最も時間と私たちのエネルギーを注ぎ込まなければならない分野である。
⑬ 基礎教育における、ゴミの分別、資源の有効利用、自然エネルギーの利用技術の習得、気候変動、温暖化の理解と知識の充実、持続可能性に関する教育など、基本と知識と家庭や日々の生活を行っていく上で必要となっていく経験や知識の教育
⑭ 専門教育における太陽光発電や太陽熱利用、住宅断熱技術、農業の環境適応策、バイオマス利用技術、エコビジネスやエコプロダクツの利用、国際協力、相互理解の教育など低炭素社会において職業として必要となる知識や経験のような教育

より大きな枠組みと概念と時間軸において低炭素社会を位置づけていくことで、基本理念や教育のような植物でいえば木の幹となって社会全体を支えていく最も重要な器官をつくりあげることに十分な時間と労力をかければかけるほどより低炭素社会という巨大な樹木がしっかりと生い茂っていくことが理解できるものと考える。地面から吸い上げる栄養が替われば、その土壌に育つ樹木もおのずと違ってくる。私たちは、低炭素社会のヴィジョンをつくりあげると同時にヴィジョンを生み出す理念とそのことを社会を構成する一人ひとりに正確にかつ確実に伝えて行くことの重要性をより強く認識しなければならない。それによって一つの芽生えは、数十億にも広がり世界全体に広がっていく。私たち日本人は、そのような低炭素社会の概念を世界に提示できることを誇りに思いたい。
是非、よりよい結果が得られるようより議論を深め、繰り返し繰り返しこの問題に取り組んで頂きたい。

2008-01-18

"商工会塾”公開講座のお知らせ

2008年1月21日(月)2:00から4:00 
茨城県筑西市イルブリランテホールで
IPCC 三村信男先生の講演会を開催します。主催は筑西市明野商工会。

テーマ:「地球温暖化と私たちの未来ー動きだした世界の取り組み」
(お話しする内容)
・地球温暖化の影響が現れていること(南太平洋や北極の写真、日本への影響など)
・温暖化の原因となるCO2の排出と世界の対策の取り組み
・IPCCの総会の様子
・私たちのやるべきこと

中学生がわかる内容で、お話をしていただけるようお願いしておきましたので、お近くの方は、おこし下さい。


案内 「第1回3Eカフェ」が開催されるそうです。

今回のトピック:「日本低炭素社会に向けた挑戦-問われる日本/つくばの総合力」
日時: 2008年2月7日(木) 18:00~20:00場所: 筑波大学総合交流会館会費: 100円(ドリンク代等)

こちらも近くの方は、ご参加下さい。

2008-01-01

新年明けましておめでとうございます。
 昨年から、年をまたいで太陽熱温水機を取り付けています。
 温暖化は、”わたし”と地球の戦いです。どちらが勝つか?
 昨年、テレビ番組で、物理学者のリサ・ランドールが語っていたのが思い出されます。
 「問題を発見した人だけが、答えを見つけられる」
怖気づいても仕方ありません。開き直って自分のできることを、こつこつと積み上げましょう。
今年は、「問題を発見した」たくさんのあなたと手を組みながら・・・・。
皆さん、今年もよろしくお願いします。

※わが家の太陽熱温水器は、”脱温暖化しまだせつび”としてのはじめてのお仕事です。

2007-12-18

「低炭素社会づくりに向けて」へのご意見募集及びサブタイトルの募集について(環境省)

環境省から「低炭素社会づくりに向けて」へのご意見募集及びサブタイトルの募集がありました。
1月7日締め切り
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=195070060
論点整理のスライドがダウンロードできます。