2011-04-27

市川市で講演します。

61日に千葉県市川市の地球温暖化防止活動推進協議会の定例総会で1時間程、講演をすることになりました。

テーマは「家庭でできる節電対策」ですが、地域協議会という枠組みなのでエコ+レジリアンス(回復力、復興力)で、何かできる提案はないかと考えはじめました。

例えば、夏場の電力のピークカットには日除け(緑のカーテン・よしず・すだれ・遮光シートなど)で日差しを遮ることで空調負荷を減らすことが最も効果的な手法の一つだと考えていますが、

災害時に避難所としても活用できる公民館や集会所・役場・ショッピングセンターなどのような大きな施設で日除け対策を実施し、

空調負荷を減らしながら同時に地域の人に避暑に来てもらい、

電力ピーク時の家庭でのエアコンによるエネルギー利用を効果的に控えてもらう・・

などのアイデアです。

エコと災害を効果的に結びつけて上手に地域のレジリアンスを育成するアイデアがありましたらご紹介下さい。よろしくお願いします。

2011-04-26

放射性セシウムのファイトレメディエーションリンク集(追加2)

http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1045.html
WINEP 植物鉄栄養研究会というHPのブログに
放射性セシウムのファイトレメディエーションに関して
より具体的な提案がありました。

リンクに加えて紹介したいと思います。

カバークロップを先にやろうという点は、共通の認識。

2011-04-23

放射性セシウムのファイトレメディエーションに関するリンク (追加)

●チェルノブイリの原発事故での事故後の対応などが整理されているページ。

圃場での対応、作付に関する対応、森林での挙動、畜産、地下水に関して実際に実施した対応と成果など幅広く記載がありました。

http://www.enup2.jp/newpage30.html

●北海道大学 農学研究院 渡部敏裕先生の個人のページに公開された

植物のセシウム(Cs)とストロンチウム(Sr)集積に関する研究

http://www.geocities.jp/watanabe1209/index.htm  (渡辺先生HP

2011-04-16

放射性セシウムの土壌での動態(日本土壌肥料学会HPの情報情報)

社団法人日本土壌肥料学会
土壌・農作物等への原発事故影響WG
の原発事故関連情報(1)に続き(2)、(3)の情報提供が出ていました。(1)(2)(3)のURLをまとめてUPします。

原発事故関連情報(1):放射性核種(セシウム)の土壌-作物(特に水稲)系での動きに関する基礎的知見
http://jssspn.jp/info/secretariat/post-15.html

原発事故関連情報(2):セシウム(Cs)の土壌でのふるまいと農作物への移行 
http://jssspn.jp/info/secretariat/cs.html

原発事故関連情報(3):放射性ストロンチウム(Sr)の土壌-作物系での動きに関する基礎的知見
http://jssspn.jp/info/secretariat/3sr.html

(2)では土壌鉱物とセシウムがどのように結びつくのかより細かく理解できました。原発事故影響WGの担当者の方々の先見性と努力に大変感謝します。作物が放射性セシウムを取り込まないようにするには・・・という議論も提示されています。一方で、数世代に継続されてそれらの手法が実施されるのか?などの疑問も同時に存在し、長い目での地域の持続性を考えて、たとえ費用ががかったり、数年間の農地利用の停滞が発生したり、現時点では技術的に解決されていない課題があったとしても抜本的な処理を実施するという視点はしっかりと議論し、課題を解決し、対策を講じていくことが重要だと思っています。

2011-04-11

facebookでの議論

ここ1,2週間程facebook のあるグループ内で
福島第一原子力発電所事故からの放射性降下物(特に放射性セシウム)の
ファイトレメディエーションについての調査と議論をしていました。

この調査と議論でわかってきたことを報告します。

集めた情報に関するリンク集は前の投稿をご覧ください!!

●ファイトレメディエーションについて考えられること(チェルノブリ救援・中部の資料①、資料②土壌肥料学会の資料 等から)

①土壌に降下した放射性セシウムは、水に溶け粘土などの土壌鉱物に吸着されながらゆっくりと浸透する。チェルノブイリでは、放射性セシウムは、降下後数年は土壌表面から5センチ程度までに分布、25年後で表面から20センチ程度までにとどまっているとのこと。土壌肥料学会の資料によると土壌中のCs-137の分布を粘土、シルト、砂に分けて調べた例では、半分以上のCs-137が粘土画分に存在しており、また、土壌への吸着の強さや様式で分けると、K、NH4等の陽イオンと置き換わることができるイオン交換態(置換態とも言う)が10%、有機物との結合態が20%、粘土鉱物等との強固な結合態が70%との報告がある(Tsukadaら, 2008)ということなので、土質にもよるであろうが、ほとんどの放射性セシウムは、降雨などで水に溶けたのち、速やかに土壌に吸着し、その殆どが強固に粘土鉱物等と強固な結合体を形成して比較的浅い土壌表面に停滞し続けているのではないかと想像される。

②池で栽培されたひまわりで20日間で95%吸収されたという報告と一方で、土壌で栽培された植物による放射性セシウムの除去は1%(以下?)程度という一見全く異なる報告もあるようであるが、これは、植物の根からの吸い上げ作用によって放射性のセシウムを比較的早いスピードで吸収できる可能性が存在するということを示唆していると同時に、土壌中における放射性セシウムの動態は、その大半が、有機体や粘土鉱物等との強固な結合体を形成しているため、植物の根から吸収できる条件にある放射性セシウムの量が非常に少ないため、あまり効果的に吸収されていないと考られるのではないだろうか?

③カバークロップとしての可能性・・・・蒸散力やセシウムの同化力の強い植物(例えば雑草のオオイヌタデ、ひまわり(?)など)をカバークロップとして、不耕起で直播き、もしくは粘土団子などで空中から散布し、土壌の表面にできるだけ広範囲繁茂させ、降雨後、まだ、土壌鉱物に吸着されていないイオン体のセシウムを蒸散により、より速やかに植物体内に吸収させることで、初期の除去率を大幅に向上させられないか?ということが考えられる。ただ、雑草であるオオイヌタデを圃場で栽培することには、その後の処理を考えると農家には抵抗があるかもしれない。何年で、生産に問題が生じない基準値以下まで、放射能が低下するのかが予測でき、それが、数年かかるということならば、繁殖力の強い雑草をファイトレメディエーションに利用することは十分検討に値すると考えられる。

④バイオマスエネルギー生産と複合した取組み・・・・・・複合災害からの復興支援と安全な農業生産を行うことができないことに対する補償が可能であることを前提にしているが、農地の放射性降下物からの保全と土壌のファイトレメディエーションによる再生及び地域の農業活動及び集落や農村の持続を同時に実現できる可能性として、カバークロップ+表層土壌の撤去+撤去土壌及び土壌撤去を行わない農地での油脂作物の栽培による燃料生産と残差利用による熱発電混合放射性セシウムの濃縮処分(焼却もしくは湿式処理)という組み合わせは、地域でこれまでの生活並びに一次産業を継続させながら地域が生き残る、もしくは復興するための選択肢の一つとなると思われる。しかし、現状の放射能濃度の中で、十分にこれらの生業活動が営めるのか?また、次世代を担う子供達への影響はないのだろうか?という2つの問題が存在する。地域の中で、比較的早期に表土(10cm程度)の撤去を十分に実施した土壌からの放射線被ばくの殆どない安全地帯を創出し、それらの地域に、部分的に地域内移転を行いながら、徐々に地域内の放射性物質の撤去(除去)作業を時間をかけて行っていくことも考えられる(この可能性については、本当に可能なのか専門家の方の意見を聞きたい)。

つづく


放射性セシウムのファイトレメディエーションに関する情報を集めたリンク集

ナロジチ再生・菜の花プロジェクトを実施しているチェルノブイリ救援・中部の土壌汚染対策に関する現段階の見解
チェルノブイリ救援・中部ナロジチ再生・菜の花プロジェクト関連資料


セシウムの土壌における挙動に関する基礎的知見(土壌肥料学会)
セシウムを取り込みやすい植物
http://www.iseki.co.jp/products/hatasaku/wmv/tabako_bakkon.wmv
植物によるセシウムの取り込み(環境科学技術研究所)
http://www.ies.or.jp/japanese/mini/mini100_pdf/2007-07.pdf
環境科学技術研究所の調査研究の案内、よく濃縮する植物としてオオイヌタデを紹介
http://www.ies.or.jp/japanese/profile/panf/panf1007-03to04.pdf
オオイヌタデ
http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/ooinutade.html
ひまわりによるファイトレメディエーションに関する情報
http://www.ceri.go.jp/contents/news/images/geppouNo646_2007.3_p42-44_re20110323-2.pdf
ひまわりの根の写真
http://www.gakuto.co.jp/junrika/17k05.html

セシウムを取り込みやすい栽培法
カリウム肥料欠乏状態でのファイトレメディエーションに関する情報
http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1001.html

作業機械関係
ひまわり収穫機
http://www.iseki.co.jp/tama/pdf/biomass.pdf
たばこ抜根機
http://www.iseki.co.jp/products/hatasaku/hata-taba.html
たばこ抜根機(ビデオ)
http://www.iseki.co.jp/products/hatasaku/wmv/tabako_bakkon.wmv
ねぎ引抜き機
http://brain.naro.affrc.go.jp/e/News/iam_news37.htm 
わら収集用小型ロールベーラ
http://bokumeta.blogspot.com/2006_09_22_archive.html 
不耕起・直播き栽培の資料
http://www.pref.aichi.jp/nososi/seika/singijutu/singijiyutu74-4-7.pdf

福島でのひまわりによるファイトレメディエーションの民間による活動
http://www.himawari-fukushima.com/ 

2011-01-15

バイオエタノール・・・もう一つの活用法!!
























2年ほど前に筑波大学食品バイオマス工学ラボに頼まれて試作のお手伝いをした可搬型バイオエタノールリアクター。(直火炊きです。下の焚き口で薪を炊いて使います。)
バイオエタノールと言えば活用法には色々あるのだが、最近考えているヒット作のアイデアは、自動車燃料には直接使えないような低アルコール濃度のバイオエタノールを使って自然農薬を作るというもの。自然農薬というのは、唐辛子やニンニク、など防虫効果や殺菌作用のある植物抽出物を作物に散布して虫や病気から作物を守るというもの。
可搬式バイオエタノールのリアクターを作った食品バイオマス工学ラボの北村先生、実は学生時代からの先輩なのですが、はじめは、『ドラム缶風呂を作るから手伝って!!』という電話。『学生実習で風呂にでも入るのかな?』と思って引き受けたところが、実は、こんな仕事だった。
バイオエタノールについてはあまり考えてこなかったのだが、2年間で色々と勉強もさてもらい、楽しませてももらいました。
やっぱり、バイオマスは、夢があり楽しくなくっちゃね!!
このリアクター、現在干しイモ加工の残りかすを使ったアルコール製造の実験で活躍中です!!
干しイモ加工の残りかすを燃料と原料に使って作ったバイオオエタノール自然農薬でまた、干しイモ原料のサツマイモが栽培され、さらにアルコール発酵の残りかすも肥料になる”循環型の干しイモ生産”がそのうちたちあがってくるかな?

2011-01-05

新年あけましておめでとうございます!!















新年あけましておめでとうございます!!
今年もよろしくお願いします。

昨年は、6月から非常勤で
茨城大学ICASの産学官連携コーディネーターという職を頂き
今までよりもよりしっかりとした活動の拠点を与えていただきました。

また小学校での省エネ出前授業も3回、
大学院でも持続社会システム論Ⅰという講義で1回
生徒や学生の皆さんの前でお話しさせていただく機会を得ることができました。

もちろんエコの木プロジェクトの活動も頑張っています。
今年はソーラーバイクプロジェクトに挑戦します!!

様々な機会を通して、大勢の皆さんの懐を借りながら
力をつける機会を持てたことことにとても感謝しています。


本年は

1月から
省エネルギー普及のための人材研修の講師(1/25埼玉)
商工会県央ブロック研修会講師(1/27)
小学校地球温暖化防止 出前授業(2/2)
と環境活動がつづきます。

今年も、皆さんのおかげで燃やし続けることができたこれらの活動の火を
しっかりとした地域の灯となるよう相変わらず活動を継続させていきたいと思っております。

今年もよろしくお願いいたします。

2011.1.5   島田敏

追)写真は、
子供達に連れられて登った、
2011年元旦の初日の出に照らされる
筑波山(男体山)とコマ展望台

2010-10-14

ゴーヤ茶の作り方




















商工会のエコ活動の一環で、ゴーヤ茶づくりのリーフレットを作成しました。
ゴーヤ茶の作り方リーフレット (PDFダウンロード:エコの木プロジェクト部会HP記事下方よりダウンロードお願いします)


ゴーヤの緑のカーテンを作ると
毎年、もったいないなと思うのが採れすぎたゴーヤ
はじめは、ゴーヤ料理を作ったり
ご近所に配ったり
でもそれでも採れすぎたときには・・・・
おすすめなのが、ゴーヤ茶

1年分以上たっぷり作っても、OK
保存性が良く長持ちします。
お友達へのお土産にも重宝します。

本当はこのゴーヤ茶
小学校や公共施設に設置される緑のカーテンで
毎年たくさん採れるゴーヤを活用して
「市場やバザーなどで売られる手作り商品として広がっていけばなあ~」
などと思っています。

家庭では、おばあちゃんやお母さんのお小遣い稼ぎ
学校では、ボールや遊具、教材などの購入資金
市役所や公民館、などでは、福祉の基金づくり
図書館では緑のカーテン文庫など環境図書の購入資金に・・・・・

いろいろな夢の広がる使い道が生まれてくると楽しいです。

来年は、ぜひ、どんどん緑のカーテンを増やして
「我が家限定・地域限定のとってもエコで、とっても小さな経済づくり」に
チャレンジしてみませんか?






2010-06-03

パタゴニア創業者イヴォン・シュイナードのインタビューを聴いて

http://www.japangreen.tv/journal/#/000613

パタゴニア創業者イヴォン・シュイナードのインタビューのショートビデオをみました。

生きている地球が株主という視点に立つことで企業経営に決定的な違いが生まれてくる。

自然資本への正しい働きかけが自らの企業にいかに豊かさをもたらすのか

CSRというのは企業を変える力を持っているはずだと考えているのですが

この違いを取り入れることが一番重要なのではないだろうか?

と考えています。


明瞭なインスピレーションを与えてもらいました。

とてもわかりやすく参考になりました。

2010-05-10

中長期ロードマップへの意見④エコオリンピック

エコオリンピックはまだまだアイデア途上です。

持続可能な社会づくりってスポーツに似ているねっていう議論の上に考えています。

まずは、持続可能な社会をつくる精神を持って
スポーツ競技のようにルールを作って
ルールには様々な例外などもあるけれど

ルール内ならどんなことをやってもよいというのではなくて
ルールにのっとって正々堂々と競い合い
それぞれの限界を確かめ合い
相手を認め
互いに健全な心と体を養っていこうというということです

もちろん、スポーツはやって楽しい、見て楽しい、応援して楽しい
そんなところも似ているのではないかと思います

グローバル経済の中で、互いの地域や国や企業が
お互いの利益のみを追求し
ルールいっぱいの所で競いあううちに
いつしかルールにのっとってお互いに正々堂々と競い合い
いい意味で互いを伸ばしあうという基本的なスタンスを見失っているところに
現在のグローバル経済の問題点が潜んでいるのではないかと思います

一番優れた商品が世界を制するのではなく
一番優れた製品を生み出すことを目指して、正々堂々とお互いが競い合うことで
それぞれの企業の中に人が育ち、強さや逞しさが育って行くのではないか

エコオリンピックのアイデアはそんなところからきています

ひとり一人の人の集まりである企業そのものを
グローバルな公共の福祉に貢献できる存在に
内側から変えて行く
確かな道のりがそこにあるのかもしれません

そんなインスピレーションも浮かびます




中長期ロードマップへの意見
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ロードマップには記述されていないが、ロードマップの中に“作業の進行状況と全員で確認し共有し、また、お互いが競い合うことで育成の速度を加速する”という意味合いで、4年に一度毎にエコオリンピックを開いていくことをロードマップに記述してみてはどうだろうか?冬季、夏季と2年毎に実施してもよいかもしれない。国内と世界全体に呼びかけることも必要になる。この背景には、エコ経済は、世界中で育成すべき経済であることを理念に掲げ、単なる競争ではく、競争を通して健全なエコ(経済)を育て上げることを目的とする。4年間の植樹本数の競争などエコを育てて大きくする取り組みの進み具合を、さまざまな視点から世界中で競争したり、国内で表彰や大会を模様したりしてはどうだろうか?エコオリンピックを通して、小中学校での省エネの取り組みのコンテストをしたり、さまざまな盛り上げ方をすることで、普及型の技術や普及型の社会手法(ベストプラクティス)、先進手法や取り組み、地球のエコを育てる進み具合が国内や世界中の人達と共有でき期間中テレビや新聞などで知ることができればエコな消費を生み出す元になったりエコの取り組みをする人を増やす上で非常に大きな効果があるのではないだろうか?また、2年に1回催すことで、技術の進歩や手法や積み重ねの積層効果を見える化させることも可能となろう。4年ごとであれば2050年までには10回目のエコオリンピックが開催でき計算になるので、持続可能な精神に則った競争と次世代の育成と世界全体での地球環境の改善の確認、先進と伝統的な知恵の共有を目的としたエコオリンピックを開催してみてはどうだろうか?こまかいイメージはできていないので申し訳ありませんが、4年ごとにステップを確認していったらとてもよいのではないかとおもい、それをロードマップに組み込んでもらいたいという意見です。

追加で、eco japan cup 環境ニュデール政策提言でグランプリを受賞した吉田さんに送ったメールの一部を紹介します。

吉田さんへのメールの一部

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その中で、4年に一度の夏と冬のエコオリンピックを開いたらどうだろう?という提案をしてみました。

ソーラーランタン等の活動や植林などの活動は、積み重ねによって具体的な結果が量として蓄積されていく活動ですよね。

これも競技の一つとして取り入れることもできそうですね。

私達ひとり一人も含めた生きている地球のエコロジーなシステムを、

国や、コミュニティーや個人やグループが、

健康的で健全な競争の下で改善し育成しあうことが

エコを育てるエコオリンピックの考え方です。(とは、いっても今考えたのですが)

4年毎にその成果を地球全体で確認しあえれば、たくさんの公平な視点で取り組みの評価もでき、

多様な地球環境の中で生まれる多様な生活技術や生き方を学ぶことができます。

また、エコを育てる技術や手法の進歩と継続効果を4年毎に共有しあうことができます。

2050年に第10回大会を開くというのが目標です

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こんなことを考えてます

島田 敏

2010-04-30

中期ロードマップへの意見③既存住宅の温室効果ガス削減対策

既存住宅の温室効果ガス削減対策の知恵

我が家では、居住している2階ベランダを、透明の防炎ビニールカーテンですっぽり覆い、開閉自在な簡易サンルームとして活用している。この手法は、ソーラーカーテンと名づけられ、環境省も主催団体であるeco japan cup 2009でライフスタイル部門エコチャレンジ賞を受賞した。ソーラーカーテンのキャッチフレーズは≪10万円でエコチェンジ、我が家が断熱ソーラーハウスに大変身≫であるが、ここで、重要なのは、ソーラーカーテンは100万円以上もかかる断熱エコリフォームやソーラーハウスへの改修を手軽な手法によって、家庭でDIYできるコストの安い手軽な手法であるという点である。住宅版エコポイントの場合、住宅の建て替やリフォームの際の断熱窓ガラス等の設置促進のためのインセンティブや長期的にエネルギー性能のよい住宅の普及に貢献していくものと考えられるが、比較的大きな出費を必要とするため、既にある建て替えや改修の需要に対しては効果が出始めるが、住宅全体の数十パーセント単位での潜在需要の掘り起こしに大しては目に見えるような効果は現れづらいと考える。ソーラーカーテンは、DIYで自分で作れる上、費用も10万円程度と家庭で手が出る程度の費用であるため新規需要の創出には非常に効果的であると考える。このことは、大量生産されていない状態でも35千円得程度で購入できる省エネナビについてもいえることであるが、安価さは、既存需要のエコ需要への置き換えではなく、新規の潜在需要の大規模な掘り起こし効果を生み出す。この掘り起こし効果によって掘り起こされた新しい需要を活用して、現在の経済の延長線上にないエコ経済を誕生させていくことが重要である。ソーラーカーテンを活用したすまいの低炭素化加速アプローチについてまとめたスライドを添付しますので、参考にしてください。また、我が家で行った簡単な温度測定のスライドも添付しますのでこちらも参考にしてみてください。(ブログに記事も書いてあります。http://bokumeta.blogspot.com/2010/02/blog-post.htmlソーラーカーテンや省エネナビで、初期の段階で既存住宅の暖房からの温室効果ガスを削減し、建て替え時やリフォーム時には、断熱住宅やソーラーハウスを積極的に選択してもらうスマートな生活者が増えてくれれば、家庭の25%削減はあっというまに実現できるのではないかと思います。

2010-04-26

中長期ロードマップへの意見②適応策のWGの設置

意見内容

適応と経済に関するワーキンググループが設置されていない

中長期ロードマップ全体をながめて、

中長期ロードマップの中に気候変動への適応*雇用*経済という視点での議論がなされていないことが不足していると感じた。

2050年までのロードマップは、気候変動の緩和(低炭素社会)気候変動への適応(気候変動適応社会)自然資本の保護と再生(自然共生社会)現代社会の問題克服(課題解決社会)持続可能な社会という5つの要素と安全安心社会(人間社会に受け入れられる必要上条件)に基づいてあらゆる要素が議論され検討される必要がある。(低炭素社会学http://lowcarbonstudy.blogspot.com/2009/07/blog-post.html http://lowcarbonstudy.blogspot.com/2009/07/blog-post_07.html

 これらの課題は、それぞれが相互に関連性を持って成立しており、その関係性を紐解いていくことで、一石多鳥といわれるコベネフィットアプローチのような相乗効果を期待できる効果的な手法を発見していくことができる。

 そうした視点から考えたとき、今回の中長期ロードマップには、気候変動への適応の視点が大きく抜け落ちていることに気がつく。気候変動への適応分野のうちでロードマップ上重要なのは、適応に関わる経済効果及び備蓄、国内及び国際的な地域の適応に関する互助体制の整備及び適応分野での雇用である。適応に関わる経済効果は港湾土木、医薬品、観光分野等に関連し、食糧・燃料・機材等の備蓄は、農林水産業(耕作放棄地の活用等)、気候変動災害等における食料・資材・人材等供給支援体制の整備及び人材育成に関わってくる。これらの分野は、その多くが既存の仕組みの再調整によって可能となるため、大掛かりな社会転換に際しての社会安定性維持の受け皿ともなる。適応策に関する経済は、既存経済の延長線上にあるため、新たに誕生させようとしているエコ経済と最低でも同規模以上の経済的ボリュームが存在するはずであり、適応と緩和という2つの両面作戦で経済の安定性を維持しながら安全で安心な持続可能な低炭素社会への転換が可能となる。

 中長期ロードマップは、社会転換の全体像を、国民や経済社会及び世界へと明示し理解を導き出すことが、その最も大きな役割といえるので、世界全体での緊急・計画的気候変動対策の連携体制の提案にまで発展していくような広い視点をも国民に提示し、より議論が盛り上がるよう提案することが望ましい。また、適応策は既存経済の延長線上に位置づけることが可能なため、適応策と雇用・経済の議論を中長期ロードマップに組み込んでいくことでより多くの国民に対して身近な議論を喚起できるとも考える。

2010-04-24

中長期ロードマップへの意見①(省エネナビ)

中長期ロードマップの意見募集に送った意見①を公開!!

意見内容

住宅(家庭)対策におけるスマートメーターと省エネナビの記述について

我が家には省エネナビが取り付けられている。

2年間の省エネの取り組みで、電力消費量を37%削減し、その金額は年間10万円にもなった。

中長期ロードマップの中では、2020年までの間は、既存技術の有効活用という考え方が示されているが、スマートメーターと省エネナビの記述が混乱しているような感じがする。

省エネナビは、既存技術であり、スマートメーターはITを活用した将来技術である。省エネナビの普及は、価格的にみても十分採算性の高い選択であるはずが、

スマートメーターという横文字とスマートグリッドの普及と比較的製品価格に高い商品としてのスマートメーターを普及させたいという考え方がロードマップ全体を混乱させているように感じる。

第一段階で、早急に省エネナビを普及させ、省エネ家電の消費と家庭での光熱費の削減による住まいの低炭素化の良い点を各家庭において十分に実感してもらい、

その後に、第二段階として技術的にも成熟し価格のこなれてきたスマートメーターを普及させ、スマートグリッドを実現するストーリーを採用するべきである。

これらの投資が二重投資ではないかという意見もあると思うが、

技術的にも未成熟である価格の高いスマートメーターを一気に国内に普及させ、国民に投資の回収効率の悪さを印象付け、さらに再び改良されたスマートメーターに置き換えをしていく場合を考えて比較すると、

第1段階で省エネナビを普及させ、第2段階でスマートメーターを普及させていくことが最も最短かつ最低コストのクリティカルパスであると考える。

2010-04-19

緑のカーテンでダイエット





















昨年、我が家でつくった緑のカーテン
できたゴーヤは、知人から頂いたものも含めて
ほとんどを家内がせっせとゴーヤ茶にしてくれました。

このゴーヤ茶、痩せる効能があって

夏場に2kg程、体重を落とす成果がありました。

5月の連休を過ぎれば、そろそろゴーヤの苗を植える季節

色々な色の朝顔
へちま

とりあえず、ゴーヤはメインにするとして・・・・・

今年は、何をいっしょに植えようかな?

昨年、講師をつとめた
省エネルギー普及のための人材育成事業(富山会場)で
ゴーヤ茶のお話を紹介したところ
受講して頂いた参加者の先生から
早速、ゴーヤ茶を学校で作ってみますという
メールを頂きました。
詳しくは
をご覧下さい!!

ふむふむ・・・
我が家よりも色々と工夫をしているな・・・・・。



2010-04-17

中長期ロードマップへの意見(要旨)

中長期ロードマップへの意見の要旨(すでに提出したもの)を紹介します。

本文は順次紹介します。

省エネナビ(既存の普及技術)とスマートメーター(将来的な普及技術)をしっかりと整理して国民に提案していくことが重要

(ロードマップ上の整理)

②適応策のワーキングチームを作る必要性と適応分野での経済効果と雇用創出の検討が必要

緩和策は、これまでの経済の延長線上にない経済の創出(潜在需要の掘り起こしによる市場の育成が重要)

適応策は、現行経済の延長線上の経済活動で考えられる。(社会転換時の安定化機能として機能)

適応策(既存経済のため社会のひとりひとりに受け入れやすい)+緩和策(既存経済の一部をクールダウンさせながら、潜在需要を掘り起こし雇用と市場を同時に誕生させる)⇒広い国民の生活と関心に寄り添いながら、これまでの経済の延長線上にない経済モデルを育成し、スムーズに移行できる。)←中長期ロードマップに適応策が盛り込まれる必要がある理由

ソーラーカーテン:低炭素経済の創出には、潜在需要の掘り起こしによる新規市場の創出がかぎ、高額商品では、新規市場の大規模な創出は困難、携帯電話やグーグルのサービスの時のような低価格や無料の製品の大量普及によって、新たな価値観の大量普及が可能となる、それによって、市場と雇用が創出される。ソーラーカーテンの手法は、住宅において、潜在需要の掘り起こしによって、断熱と太陽熱利用の新たな潜在需要を掘り起こし、市場を創出させるために機能する。

エコリンピック(エコオリンピック)の開催:低炭素経済は、価格競争による潰し合いのような破綻型の経済モデルではなく、持続可能な成長を目標とする。競争の仕組みを失わず、公平で健全な成長の理念を有する点で、低炭素経済の育成はスポーツに似ているところがあるのではないかと思う。2年や4年ごとに、現在の技術の先端の成果(スポーツならば世界記録の更新)を共有し、スポーツのように育成者や競技者、応援する人など裾野も広く、競争や盛り上がり、やりがいや様ざまな協議で個人や団体、国、企業、活動、などが表彰されるなど世界全体で情報や経験を同時に共有するしくみとして、エコオリンピックを誕生させることはとてもよいことなのではないかと思う。エコオリンピックを通じて、エコを考え、エコを育て、エコを広げる輪を世界に育てていくことができる。

です。

中長期ロードマップ

環境省では、地球温暖化対策に関する中長期ロードマップへの意見の募集を開始しました。

とりあえず、
●省エネナビ(既存普及可能技術)とスマートメーター(将来普及可能技術)の位置づけ
●適応策WGの設置と経済・雇用効果の導入
●既存住宅の低炭素化
●エコオリンピック(4年毎の植樹本数競争など、エコを競う競技)を使ったロードマップの工程と実施椅状況の国内及び国際的な共有イベント)の
4つの意見を提案しました。

今回の意見募集は、いまのところ期間が決められておらず、随時募集です。
皆さんもいろいろと考えて意見をぶつけてみてはいかがですか?

議論のための比較的わかりやすい資料として
国立環境研究所の藤野さんから、3月31日の公開シンポジウムでの資料が
公開されているURLをご紹介頂きました。
比較的まとまっている資料だと思います。とのコメントがありました。

ちなみに本文中にある 環境大臣からのメッセージには

 地球温暖化対策は、国民全員が当事者であり、行動することが必要です。是非、ご家庭で、職場で、学校で、地域で、この試案を材料に議論をお願いします。そして、こうしたらもっとうまく減らせる、こんな工夫ができる、こう変えたらよいのではないか、そんな前向きなお知恵やご意見を私に是非お寄せください。』とあります。

原子力の推進には反対ですが、これを前向きに読み込んで、積極的な提案をしていきたいと思います。
小沢大臣からのメッセージは以下の通り
-------------------------------------------------

小沢環境大臣からのメッセージ
(国民の皆様へ ~「チャレンジ25」に向けたご協力のお願い~ )

 我が国は、1990年比で2020年までに25%の温室効果ガス排出削減、さらには2050年までに80%の排出削減を掲げています。これは、今現に起こりつつある地球温暖化という脅威を解決し、美しい地球を引き継ぐために、科学が求める水準であり、今の社会を生きる私たちの未来への責任です。

 我が国は、戦後の焼け跡の中から、化石資源に恵まれない不利な条件に負けずに、人材と技術の力で、所得倍増を実現し、オイルショックも乗り越えて、これだけの豊かな国を作り上げてきました。21世紀に、世界に先駆けて低炭素社会を構築して温室効果ガスを大幅に削減するという新たなチャレンジは、その強みを活かして経済を成長させるチャンスであり、国際貢献の柱にもなるものです。

 一方で、国民の皆さまの中には、本当にできるの?私たちの生活はどうなるの?と感じる方もいらっしゃることでしょう。この試案は、この対策・施策を実行すれば削減できる、皆で手を取り合って、日々の暮らしや地域のあり方、ものづくりなどを変えていくことは、未来への投資であり経済も元気にするという、明るい未来とそこに至る道筋を私なりに描いてみたものです。

 地球温暖化対策は、国民全員が当事者であり、行動することが必要です。是非、ご家庭で、職場で、学校で、地域で、この試案を材料に議論をお願いします。そして、こうしたらもっとうまく減らせる、こんな工夫ができる、こう変えたらよいのではないか、そんな前向きなお知恵やご意見を私に是非お寄せください。

 国民の皆さんとともに、力を合わせて温暖化問題に立ち向かうことのできる喜びを噛みしめ、また感謝しながら、私も頑張ります。

平成22年3月31日
環境大臣  小沢 鋭仁

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2010-03-24

低炭素社会学 第2部について

以前から書き進めている

低炭素社会学 

2部を書き進め始めていくことにしました。

http://lowcarbonstudy.blogspot.com/

これまで第1部では

☆5つのエネルギー起源

など低炭素社会を考えていくための考えていくための

基礎的な知識の整理を行ってきました。

残念ながらいまだ低炭素社会の全体像までは至っておりませんが

2部では

1部で整理された知識をもとに

低炭素社会づくりの基礎的なメカニズムについて考えていこうと思っています。

1部でサステナビリティーには

2つの相が存在することを地域とサステナビリティーの理論で御説明しましたが

2部では、これを低炭素社会づくりに社会実装するために

☆鎮守の森型低炭素社会づくりと

☆里山型低炭素社会づくり

という2つの概念で整理し

鎮守の森型を基本形に、

里山形低炭素社会づくりと鎮守の森型低炭素社会づくりという

2の社会モデルを相転換しながら、

地球変動の問題を社会の仕組みの中に内部化していくという

モデルを提案していこうと思います。

ちなみに

鎮守の森は遺伝資源の宝庫(可能性と知恵の宝庫)、種子更新、潜在自然植生、手間がかからず災害に強い、育てるのも早い、 

里山型は 用益樹種 萌芽更新 計画と管理が必要、 などが特徴と考えています。 

鎮守の森を育て 必要な用途で里山を生む出し持続し、変化に応じて、鎮守の森から新しい可能性を生み出し、再び里山をリニューアルし再構築させることで持続するというイメージです。

どんなことが書けるかまだわかりませんし、

少しずつしか書き進めないのではないかとも思いますが

たまに、開いて眺めてみてください。

島田敏