2006-11-02

スターリングエンジンの現状

先日、神奈川県において新規に発足したスターリングエンジン研究会に出席してきました。会場、会議後の懇親会等で、STMのエンジンを販売しているプロマテリアル社代表、株式会社スターリングエンジン会長等と懇親、スターリングエンジンの現状について数多くの情報を頂きました。 すでに、プレスリリースされている通り、リンナイや、ヨーロッパの数社から1KW級のスターリングエンジン搭載の家庭用MCHPが2~3年で発売される模様です。記事としては、フジサンケイビジネスアイの月間エネルギーのスターリングエンジン関連特集に記述があり、特に、ヨーロッパにおいては、スターリングエンジン搭載の家庭用MCHPの位置づけと期待度は非常に高いものだということです。燃料電池の普及とスターリングエンジンの普及では、スターリングエンジンの方が、若干先を行きそうです。私は、バイオマスが専門分野なのですが、バイオマス利用の可能なスターリングエンジンの普及は、直接太陽エネルギーを回収したバイオマス(木、藁、ペレットなどなど)によって、小さなスターリングエンジンを回し、発電したエネルギー等を蓄電や蓄熱等によって完全に利用しきるシステムを作ることで、「本当に、太陽のエネルギーは、バイオマスに蓄積でき、実際に生活に使えるんだ」という実感の伴ったシステムが作れるのではないかと考えています。今後、CO2の削減量は2050年には-50%が、必要だと予測されていますが。この条件の達成には、技術開発だけでなく、人間のライフスタイルに対する考えの改革が不可欠です。お日様の光ってありがたいなとか、木のくずだって役に立つんだな、大切に使わなくちゃなという考え方が当たり前になっていくためにはスターリングエンジンは、燃料電池には成し得ない役割を果たすと私は考えています

2006-10-18

筑波バイオテック研究所HPができました

僕のメタン発酵というわりにはメタン発酵のことがあまり書いていないこのブログ


そのうち書きます。
とりあえず、メタン発酵装置の詳細(?)ということで
今日研究室(大学)に行ったら、うちの先生の研究所のHPができたということなのでここで紹介をします。
http://www2.accsnet.ne.jp/~akanob/
ちなみに
http://www.geocities.jp/cigr_sg/
CIGR(国際農業工学会事務局)も紹介しておきますのでご興味があられる方は参考にして下さい。

2006-09-22

稲わら乾燥・収集状況(2006.9.21)
トラクターにつけたロータリー集草機で、乾燥収集し、ロータリーベーラでロールに巻き取ります。今日は乾燥が良く進み含水率は10%前後。良質の寝藁の完成です。





ロールベーラで収集中
埃っぽいそうです。








おしりからロールがゴロン








点々ところがるロールベール
”牧歌的風景”


最後にこれを集めて出来上がり。
太陽エネルギー(バイオマス)をたくさん収集しました。
集められたエネルギーの約5%の化石燃料をトラクター、ロールベーラー等で消費しました。人間はというと、全員の全昼食分を合わせても、出来上がったロール1個も分も食べていないので、ものすごく効率よく働くことが良くわかりました。(人件費で計算したら大変だけど)少量のエネルギー投入で95%の太陽エネルギーが確保できた計算になります。皆さん、私もおつかれさん。

2006-09-13

くたびれたー ・・・稲わら

稲わら収穫を行いました。47馬力のトラクターで、回転レーキを引き、自走式ロールベーラで収穫、13kg程度のロールができます。2ヘクタール程終わりましたが、天気の良い日に、圃場で乾燥させるのが重要。嫁ぎ先では、馬の敷き藁として使用されます。バイオマスのエネルギー換算でいえば、収穫した太陽エネルギーの約0.5割程度の化石燃料(トラクタ等)を使用しました。

2006-09-04

エネルギーと私たちの社会

パシフィコ横浜に行ってきました。来場くださった皆様ありがとうございました。宿泊先は、桜木町の「カプセルホテル都」。インターネット予約で、3150円/泊でした。おかげさまで、私達のブースは、熱心に聞いてくれる人が多く、つい余計に話してしまいました。その中で、特に私が伝えたかったのは、エネルギーの話。「何万年もかかって植物がストックした太陽エネルギーを200年程で、半分までも使いきってしまった私達の社会。これから、いかにして、このストックを維持しながら、太陽エネルギーのフローであるバイオマス、風力、太陽光発電などの再生可能なエネルギーを利用していくか、これが大切。」
 僕は、「エネルギーと私達の社会」(デンマークに学ぶ成熟社会)という本で、学びました。

追 バイオマスニッポンで言われているのは、この他に、「化石燃料はその由来の多くが、植物などのバイオマスの蓄積(これがゆっくりと蓄積、変性し、石油や石炭になった)であるため、現在私達が利用している石油由来の製品(の原料)は、ほとんどすべて植物由来。このため、バイオマスは、エネルギーだけでなく、石油製品全般(原料)を置き換えられる」という考え。

2006-08-29

8/29(火)~9/1(金)までパシフィコ横浜 農林水産環境展、大学展示コーナーにてメタン発酵装置の展示を行っています。お暇な人はいないと思いますが、もしお暇でしたらお立ち寄り下さい。 展示名称は 筑波大学バイオマス資源利用研究会  筑波バイオテック研究所  筑波バイオ・エコシステム です。

2006-08-18

永田農法(緑健農法)について 2

永田農法 おいしさの育て方 永田照喜治著 を買いました。インターネットで調査中に、2,3コメントを見つけましたが、やはり、メタン発酵について記述してありました。
 メタン発酵の液肥に窒素濃度の調整、SSの処理、還元された成分の酸化がキーワードになると思います。さらに、調査・研究を続行します。
永田農法(緑健農法・サバイバル農法)については

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B8%E7%94%B0%E8%BE%B2%E6%B3%95

スターリングエンジン

先日、㈱スターリングエンジン社とスターリングエンジンST-5のバイオガスでの発電の公開実験を行いました。スターリングエンジン社のHPに写真が掲載されましたので載せます。一番左の変な顔をしているのが私。
http://www.stirling-engine.com/tsukubaUtest.htm

2006-08-07

永田農法(緑健農法)について

 メタン発酵の研究とは別に、20年ほど前、大学生(4年生か研究生の頃)時代、「野菜探検隊・・・・・」という本を読んだ。その中では、緑健農法といってサバイバル農法・原産地農法という農法があることを知った。今では、甘い、ハウスみかんなどは、ほとんどこの農法の考えが採用されていると思う。
 こんな話を書くのは、昨日、本屋で、永田農法の本を20年ぶりに見つけたからだ。この本によると、永田農法では、ほとんど水を与えずに、ある程度、植物が、本来、原産地の過酷な環境においてなんとか生き残るために持っていた生命力を引き出し、もう限界というときに、必要な量の水と肥料を液肥として供給することで、濃度の高い野菜、果実をつくる農法だということだ。
 ずいぶん、この考え方を自分の生き方でも参考にさせてきてもらった。
 一方、ここで、はたと気がついたのは、メタン発酵の生産物は、メタンを含むバイオガスと、液肥ということだ。実際、これが、永田農法にうまくあてはまればいいのだが、永田農法では、非常に限られた量の液肥を(おそらく最小限)施用するわけだが、僕たちが、作ろうとしているバイオガスプラントで、生産される、液肥を、適切な濃度、肥料成分に調整した場合、それを十分に利用しきれる生産者、圃場が、確保できるかが問題である。
 でも、可能性があれば、検討してみることが大切なので、ちょっと積極的に検討してみましょう。

2006-08-05

ここから始まる

4年程前からメタン発酵の研究を続けています。
今回、ブログをおぼえようと思い、少しづつ書いてみることにしました。