僕たちは一人ひとりの人間があつまって社会を作り上げた。一人ひとりの人間があつまれば会社もできる。一人ひとりが本気で脱温暖化に目覚めたら、本気で脱温暖化に取り組む社会が生まれ、本気で脱温暖化に取り組む企業も生まれてくる。今僕が何がやれれるのか、本気で考えて、本気で取り組んでみよう。僕はメタン発酵から始まった。
2011-09-24
農水省へ提案(農地の除染step2)
「ふるさとへの帰還に向けての取組み」という事業が一連の実験の結果を公開しました。
ただ、現段階では、それぞれの手法の確認等が行われた段階なので、
要素技術の複合や
「ふるさとへの帰還の取組み」では
検討されてこなかった森林の除染に関する問題等を検討するためのステップとして
「ふるさとへの帰還に向けての取組みStep2」の実施検討を
首相官邸HPから政府に提案してみました。
はたして検討してもらえるかどうかはわかりませんが、
Step2で、小規模な現場試験をできるだけ多数行うとともに、
企業やNPOなど現在バラバラに活動を行っている
各主体間の連携と技術情報を含む情報交換、
サンプルの分析ネットワーク等を設置し、
参加する民間グループの土壌サンプル等の分析を支援する体制を整える。等の支援も実施します。
Step1、Step2で生み出された実用手法と
除染作業実施を安全に実施するための知見を有する広域的な人的ネットワークを活用して
Step3において、最も効果的かつ合理的な手法を用いて
本格的に除染事業をスタートさせるという流れです。
本格的な除染作業のスタートには、
排出される土壌と排出される放射性物質の中間貯蔵場所と最終処分場の整備が必須条件となってきます。
Step2は、Step3の作業が本格開始できるまでのつなぎの役割も果たしますが、
Step2における十分な検討と準備時間を設置すると
Step3の実施がよリ円滑に進んでいくことになると思います。
(段取り八分、実施二分です。)
はたして読んでもらえるでしょうか?
以下本文
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数日前に、農林水産技術会議が実施した「ふるさとへの帰還に向けての取組」の実施結果が公開された。これは、特に放射能によって高濃度に汚染された農地の除染に間する一連の要素技術開発のプロジェクトであった。国の施策の方針としては、今後具体的な除染と並行して技術開発を行っていくという方向性である。そこで、それらの施策の実施と成功を戦略的に行うために、ふるさとへの帰還に向けての取組Step2を提案する。ステップ1である「ふるさとへの帰還に向けての取組」では、除染のための要素技術の開発と確認が緊急的に検討・実施されてしまったが、Step2では除染の対象を、①農地から農地+森林に広域的に拡大するとともに、農地と森林の相互作用に関しても検討を広げる。②また、除染技術開発に関しては、住民がふるさとに帰還できるレベルの農地の除染だけではなく、生産者が安心して生産できると共に消費者が安心して購入できかつ積極的に消費できる”売れる”農産物を生産できる農地のより高度な除染と生産技術の開発を行い帰還の域を超え福島の第一次産業を含む産業のの復興を誘導するための戦略的な除染対策を総合的に検討する。③農地と森林の関係については、除染後の農地(特に水田)への森林からの粘土鉱物の流入を防止するなど、除染後の農地のベクレル数を長期間に渡って維持できようにするための土木工学及び水理学的手法に関する検討を実施する。④森林対策に関しては、森林の除染手法に関する検討、分散型の小規模除染発電所の検討(例えば山裾除染発電施設の分散整備)⑤山村地域における自給食料や副業現金収入源・レクリエーションの場としての林産物採取の場の復興と林産物摂取による健康に関する対策⑥森林除染と防災・治山に関する総合的な検討等を実施します。Step2で主に取り扱うのは、Step1を足場とした補完追加作業・Step1で効果が確認された技術の組み合わせによる複合型手法の検討、ふるさとへの帰還をさらに福島の復興へ前進させるための戦略的手法の検討と実施体制の整備、森林領域の除染技術開発と森林の多目的利用の復興のための戦略手法の検討、除染後農地の森林領域からの再汚染防止技術の検討、”売れる!!”農産物を育てることのできる農地と生産の復興のための戦略的な除染対策の検討となります。Step1でベースとなる基礎的な要素技術を開発し、Step2では、多様な視点からの検討と複数の現場での複数の主体による試行を繰り返すことで視野と検討の幅を広げていくと共に、ステークホルダーと人材の育成までを積極的に実施し本格的な除染事業の実施を行うための準備を小規模な実践を多数試行することで行います。Step2の完了後はStep3へと移行し、Step2で組み上げられた戦略的かつ合理的な実践手法を、Step2で実際に試行に取り組んだ人材に協力を求めながら実践的にかつ広域的に実施し、一気に除染作業の勢いを生み出していきます。是非ご検討下さい。
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2011-09-21
放射性物質の土壌からの除去(2011年9月までの実験結果リンク集)
福島第一原子力発電所の事故から半年が経過し、
土壌汚染の除去に関する研究成果も徐々に蓄積されてきている。
この間、このブログでも、
☆芝・牧草を使ったファイトレメディエーション
☆芝・牧草を使った表土除去
☆土壌からの粘土成分分離による除染と汚染土壌の減量
☆除染で発生したバイオマスのエネルギー化(リグニンを利用したブリケット燃料化)
及びこの4つの手法のハイブリッド型除染手法の提案を行い、
芝牧草を使った表土除去
(農水の実験では、97%の除去ができた)
土壌からの粘土成分の分離
(いくつものチームが同じテーマで、それぞれ実践を行い70%~90%程度の除去に成功している)
の2つについては現実的なプロセスで実用できるレベルの提案への答えが得られた。
(私が実験したわけではないので恐縮なのだが)
残念ながら、私は、今のところ実験をするだけのゆとりと研究環境がないため
できるだけ情報を集め、考えて提案するところまでしかいけない
是非、国や自治体の研究機関にはここで妥協せずに、さらに検証を続けて頂き、これらの手法を組み合わせたハイブリッド型の除染手法へ開発の歩みを進めていってもらいたいと願う。国の大規模な事業化を始める前に、それぞれの実験結果を縦横に繋ぎ合い融合させ除染が高度化さえるなどの相乗効果が生まれるかどうかをしっかりと確認することが今重要である。耕起のように一度実施してしまうと、それ以降のとりうる対策手法が限られてくる。このため、いずれの手法も2度目は通じないと覚悟を決め、あらゆる手法群の中から、可能な限り最大限の除染効果が期待できる最善手法を選定し実施することが重要となる。現在の農水省の技術的な視点に基づいた考え方では、土壌中の放射性セシウムの濃度が5000ベクレル以下となる手法のうち最も経済的な手法を選択するという最適化が行われているが、今後発生する、森林からの新たな粘土の流出による継続的な汚染を考慮すると、現段階で最大限の対策を講じておくことが将来的に安心して地域の農業を再興させるうえで最も重要な要素となる。このことを実行するには政策的な決定が重要となる。是非、あらゆる政策立案者、研究者、声を上げることのできる方がたにこのことをよろしくお願いしたい。
とりあえず、ファーストステップの総括として、これまでに発表された公的機関の実験結果をリンク集としてまとめておこうと思います。
(農水省実験結果)
- 【別添1】農地土壌除染技術開発の実証試験概要(PDF:680KB)
- 【別添2】実証した除染技術の成果の概要(PDF:244KB)
- 【別添3】農地土壌除染技術の適用の考え方(PDF:523KB)
- 【別添4】各技術についての解説(PDF:2,219KB)
(平成23年9月12日) (平成23年9月9日) (平成23年8月3日) (福島 陸域・水域モニタリング大学連合チーム) 森林における放射性物質の移行調査 |
(東邦大学理学部 化学科 錯体化学教室)
放射能汚染水の浄化に粘土鉱物を用いることを検討してください(2)
(平成23年年9月6日 原子力委員会定例会議 資料
東北大学大学院工学研究科 石井慶造)
水洗浄による放射性セシウム汚染土壌の除染方法について
2011-09-13
ひまわりに関する2つの除染実験結果の比較
2011-09-06
刈り取られたひまわりはこうやって処理しよう!
放射能・電力・バイオマス・持続性・羅針盤
2011-09-03
2011-09-01
産総研、土壌中セシウムを低濃度の酸で抽出することに成功
産総研、土壌中セシウムを低濃度の酸で抽出することに成功
2011-08-24
日本原子力学会 クリーンアップ分科会からのお知らせ
2011-08-17
京大で粘土除去の成果
以前に紹介したHydroWorksのおおはしさんの実験レポートと基本的には同じ手法
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~土壌のセシウム除去、水洗いとふるい分けで効率的に
水洗いとふるい分けを組み合わせることで、放射能汚染された土壌から放射性セシウムを効率的に取り除く仕組みを京都大の豊原治彦准教授らが開発した。住宅や公園の表土など粘土の少ない土では有効という。9月に長崎市で開かれる日本水産学会で発表する。
豊原准教授は、1キロあたり3千~5千ベクレルの放射性セシウムを含む福島県郡山市の公園の土で実験した。細かい粘土が重さで土全体の4%と、粘土の少ない土。
まず、汚染土壌をざるの上でたわしでこすって水洗いすると、水にセシウムの約88%が移った。洗浄水にあるセシウムは、薬剤を使って100%集めて沈殿させることができた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~記事の図を見ると99%のセシウムを分離できたとのこと、
これは、たわしでこすって水洗いによって
①土壌中の有機物と濁水としての粘土を洗浄水として分離、あるかもしれない。(ただ、この分量はセシウム全量のほんの一部であろう。
いずれにしても、粘土分が4%というのは砂質成分が多いのではないかと思われるので、是非、同じ手法で、粘土成分の多い畑地土壌、水田土壌、降下したセシウムの非常に多い土壌での比較実験を行ってもらい土壌の分離率、セシウムの残存率を比較検討して貰えると助かる。
速報など形で、比較データを示してもらえると、国内の限られた研究資源を無駄に消費することが少なくなると同時に新たな発想を広く世界全体から生み出させるためのヒントになるのではないかと思う。
2011-08-06
大橋さんのハイドロトラッパー(凝集沈降剤)はネイチャーテックだったのか!!
2011-08-05
福島で芝生の切削・再生試験!!
芝生の新たな除染法実験 根茎を残し刈り取り 福島県
http://www.asahi.com/national/update/0804/TKY201108040172.html
小倉さんの試験と同様のアイデアで”芝を生かす”除染法の実験が始まりました。
先日、私も千葉の小倉さんのところに行ってきましたが、
種類によるのでしょうが芝の再生力は非常に強く
上手な切削、再生管理の工夫によって
芝生の根茎を残したまま、表土を薄く切削し、短期間で再生することは可能なのだと理解できました。
http://www7a.biglobe.ne.jp/nana8k/(小倉さんHP)
小倉さんのHPは実は意外と難解で、芝のことや芝生の管理や(芝刈り)機械の視点がなければ、なかなか読みこなせないのですが(小倉さんごめんなさい)実は、たいへん素晴らしい発想と取り組みで、芝生の育て方や芝かり機の工夫で、雑草取りなどで除草剤を使わない芝生管理ができる特徴があります。
公園や庭、ゴルフ場など芝生の場所の総量を考えると、それらで使われる除草剤の一部を持続的に削減できるだけでも地域や人や地球にとってもそれらの効果は実は計り知れないものがあるのではないでしょうか?
芝生と表土の切削・再生を通して、小倉さんの芝栽培法とバーチカルタイプの芝刈り機が、世界に広がっていかないかな?
と実は期待しています!!
2011-07-28
についての報告(スライド)がありました。
私は現場に行ったことがありませんので
実際の現場での実施状況からは
何を考えるべきか
学べるところがたくさんあります。
田中俊一氏 スライド
http://www.sakurauchi.jp/attachedfiles/110706_4th_environment_tanaka.pdf
第10回エネシフ勉強会
http://kiyowta.blog27.fc2.com/blog-entry-3712.html
2011-07-19
より細かい放射性セシウムの分布(東大 溝口勝先生の報告スライドから)

2011.7.10東大農学部弥生講堂で行われた中山間地域フォーラム
http://www.iai.ga.a.u-tokyo.ac.jp/mizo/seminar/110710mizo.html
というシンポジウムで講演された東京大大学院の溝口勝教授(土壌物理学)の発表のスライドを偶然見つけました。http://www.iai.ga.a.u-tokyo.ac.jp/mizo/seminar/110710mizopresen.pdf
上の図はその一ページ、一センチ毎の断面での放射性セシウムの分布が、私は初めてわかりました。これを見ると表土表面から1センチメートルの土壌を除去すると半分近くの放射性物質を除去できるのではないかと想像されます。ただし、この中には、土壌中の有機物や粘土鉱物に電気的に吸着されているもの(イオン交換態)も多くあり、時間の経過とともに徐々に下に下がっていくのだろうと私は考えています。
①ティフトン419(芝)の根の吸収によって、表層1cmまでにある(特に)イオン交換態のセシウムが下層にそれ以上下に浸透しないようにブロックし、芝が生えそろったところで地上部を数回刈込み、芝根がしっかりと強く生えたら表層土壌5mmまで土ごと芝を刈込みます。
②①の要領で芝生をもう一回再生させ、2回目で表層1cmまでを除去します。
③再び芝生が再生したら、放射線量を計測しながら、表層から2~5cmまで土壌を芝ごとソッドカッターで切りはがします。切りはがし厚さは、土量を減らすために、放射線量によって最小にコントロールしていきます。地上部でセシウムをまだ減らすことができるようでしたら、さらに複数回芝刈りを実施した後に切りはがしを行います。
地表部での刈り取りは何回まで効果があるのか?
芝が自然再生可能な一回の表土除去量は最大何mmまでか?
●地上部の刈り取り
●根部・土壌部までの刈り取り
●芝の引きはがし
●最終的な芝の完全駆除
●除去土壌からの粘土除去
の5つのプロセスの、福島の気候に合わせた最適な組み合わせの探索
などが、まだまだ不明の項目であり、おそらく専門家の意見を合わせて実験をしてみなくてはわからないことです。
また、NP施肥のタイミングも重要と考えています。これは、芝ポット苗等の植え付けの段階でアンモニウムイオンを施肥で土壌に加えると、表層1cmに大量に留まっているセシウムがイオン交換されて下方向に移動し移動の過程で雲母と結合し植物にとって吸い上げづらい状態に移行してしまう可能性が高いからです。したがって、芝がしっかりと根をはるまでは、施肥を控えて、下方向に移動するセシウムを速やかに芝根が吸収できる状態になってからアンモニウムイオンを表土に与えてセシウムをイオン交換させて植物が吸収しやすい状態にしてはどうかとかんがえるからです。こらについても栽培の専門家に検討をしてもらって手法の選択を行いたいところです。
さらに、これらの作業を、同時にたくさんの箇所で並行実施できる工程の検討ももちろん必要です。
なんとか今シーズンの基礎的な試験につなげたいところです。
2011-07-18
緑のカーテンでゴーヤ茶を作ろう!!

2011-07-14
先ほど七八企画小倉さんからメールを頂きました。
2011-07-12
切削した土壌の吸引装置(株式会社 雄島試作研究所 富樫さん)

株式会社 雄島試作研究所 富樫さんから
2011-07-10
芝のファイトレメディエーション(小倉さんすごい!!)
2011-06-28
芝を使ったファイトレメディエーションの検討(つづき)
2011-06-27
農地の表土除去厚の検討とティフトン419

まだまだ、検討中なのでメモなのですが・・・・
今考えていることを2,3 書き出しておきます。
①図は、広島大サステナセンターの田中万也講師(地球化学)らが、郡山市など福島県の4カ所の土壌を4月13日に取り、放射性セシウムなどの濃度が深さでどう変わるか調べた図。朝日新聞の記事から転載しました。
原状への復旧が東京電力および国の責任であると考え、コストや手間よりも、まず第一にできるだけ、土壌に広がり残存する放射性物質の量を減らすためには、どのくらいの厚さで土壌の修復を行えばよいのかを考えています。
田中先生らのとってくれたデータは、2.5cmごとの放射性物質(ここではセシウム)の分布ですが、表土5cmといっても、82%が2.5cmまでの土壌に捕捉されているようです。もちろん、土壌の種類や、時間の経過、降下量などいろいろな要素もありそうですが、例えば、このような分布状態で放射性セシウムが捕捉されている土壌では、まず初めに82%の放射性物質が捉えられている2.5cmの土壌を、粘土除去などの手法で放射線量を低減化する処置を行い、さらに第2段で、残りの18%の放射性物質の含まれる土壌の修復を行ってみてはどうでしょうか?
②表土の除去ですが、ソッドカッターという小型の芝生切り機を使うと2cmくらいの厚さまで薄く芝をはがせるようです。仕事は大変ですが、芝が生えてから、一度ローラーで踏んで、畝などの起伏を多少緩やかに緩和して、小型の機械を使い畝などの農地の起伏に合わせて芝をはがす。作業時の被ばく線量が問題だができるだけ、土木工事の視点ではなく、農家の方々の視点で、小型の機械を使って丁寧に作業を行う。
③使用する芝は、洋芝で、成長力と肥料吸収性の高いティフトン419を使えないだろうか?種ではなく、ポット苗や茎で増えるらしく、週1の芝かりが必要なくらい成長力があるよう。http://www.jfa.or.jp/jfa/topics/2010/217/bosyuuyoukou.pdf
薄く剥がせば、下に根や茎の一部が残って、一度植えれば1年間で2回芝をはがすことができそう。ティフトン419の耐寒ピーク温度は―9℃であるが、冬超えによって翌年には完全にティフトン419の残根、残茎を除草剤等を使わずに駆除できればいいのであるが、これについては情報がない。また、日陰では成長が悪いようなので、マルチなどでの対策で補助的に駆除効果を高められないか?場合によっては2回目にはがす直前に、根茎に効く除草剤を使う必要があるかもしれない。
などです。
すこしずついろいろな方法の提案も出てきているので、単一の方法にこだわらずに、出てきたいろいろな方法を上手に組み合わせてより効果的な方法が発見できればよいのではないかと考えます。