2007-01-18

これまで送ったメッセージ3

自分がこれまで何を言ってきたのか これまで送ったメッセージの内まとまっているいくつかを掲載します。仲間になって!!

参議院議員 松村よしふみさん(前商工会全国青年部連合会会長)ブログへのコメント

商工会青年部もうすぐ卒業の部長経験者です。ここ4年社会人の大学院生として家業の水道屋の傍ら博士目指してバイオマスの研究をしてきました。松村さんは温暖化の問題についてどの程度ご存知でしょうか?近い将来、温暖化の問題は、経済や社会のベースに影響を及ぼしてきます。政府の実施している、2050年脱温暖化社会プロジェクトでは、2050年のCO2削減量は-70%程度(40年で石油を今の3割しか使えない世の中)を想定して、シナリオ作りを行っています。2050年までにCO2の発生量を現在の半分以下に抑えなければならない話は、すでに国際的な共通認識になっていますので、この方向性はまちがいない大きな方向性となってきます。

 40年で石油3割しか使えない世の中を作るということは、実際には、制度、技術、インフラ、ライフスタイルまで、非常に短期間で全面的に作り変えることを意味しますので、本気で取り組み始めると日本中の隅から隅まで、非常に多くの仕事が発生し、非常に多くのビジネスチャンスが生まれることになります。一方で、このような社会変化や経営環境の変化について知らなければ、たとえ経営革新を行っても、2重の投資を強いたり、社会の変化から方向はずれの経営選択をする羽目になります。

反対に、地域社会に縦横無人に根をはる商工会青年部員や、日本の雇用の7割を支える中小企業経営者が、これを経営のチャンスとして本気で脱温暖化に取り組めば、その輪は、消防団、PTA、子供たちなど一気に日本国内に広がり、事業と同時に国内に非常に大きく、広範囲な市場を形成し、加速度的に内需を拡大しながら、脱温暖化の流れを形成できます。恐らく、何もしないでも、数年後にはこういった方向性が主流になってくると思いますが、私はむしろ、ここで3年早くできれば、将来30年の違いとなってあらわれてくると考えています。 私は、ここ数ヶ月、人をつかまえてはこの話をしています。単会でも話をし、全青連の目安箱にもメールを入れました。

また、官邸のHPにも2回書き込みし、環境省の2050年脱温暖化社会プロジェクトに対しても、青年部での活動を報告してきました。このなかではなしておかなくてはならないのは、青年部や子供をもつ女性の人たちにとって、この話が、将来に対して非常に明るい話題として理解されたことです。反対に、私も含めて、多くの若い世代が、環境や将来に対して、非常に強い不安を抱えていることがよくわかりました。ひょっとすると、中小企業が本気で脱温暖化に取り組み始めることは、今の、教育や子育て、フリーターの問題に対してさえ、大きな影響を与えてくるのかもしれないとさえ思えてきました。このことに是非一緒に取り組んでいただけたらと思い書き込みました。

これまで送ったメッセージに関してのコメント

それぞれ、相手があって書いているメールなのですが、できる限り自分の頭で考えて、考えたぬいて出た結論をぶつけてきました。いつでも、こんなこと書いてていいのかなあ・・・と思いながらも、いや、もし、万が一、自分が書いてぶつけて、何か変わるんなら無駄にはならないはず、と思いをきめてぶつかっています。
でも、一歩出た先には、踏み出る前の景色と違った景色が広がっています。昨日よりちょっとだけ、前に進んだ今日を、戸惑いながらも、あきらめずに進んでいます。

これまで送ったメッセージ2

自分がこれまで何を言ってきたのか これまで送ったメッセージの内まとまっているいくつかを掲載します。仲間になって!!

環境省 藤野さんへ(丁寧な返事を頂きました)
先日は、商工会青年部のブログへの書き込み等ありがとうございました。若干、質問があります。
①2050脱温暖化プロジェクトの中では、主にエネルギー利用のシナリオが中心に検討がされていると理解していますが、一方で、仮に70%削減時には、エネルギーだけではなく、マテリアル利用の化石燃料(資源)が、律速となり、代替するバイオマス資源(恐らく、代替する原料は、リサイクルとバイオマス由来の化学物質となると考えていますが)の要求量とその生産量、輸入量等に関する試算を織り込むことが必要なのではないでしょうか?。(バイオマスは非常に重要なので、その点の検討をもう少ししてもらいたい)
②また、バックキャスティング手法を用いた、シナリオ作りにおいて、エネルギー利用(総合的、社会システム、ライフスタイル)、マテリアル利用の次に、それを実行していく脱温暖化社会型の省庁の枠組みの提示が、早い段階で必要なのではないかと考えています。制度に関する検討を平行して行ってはいないのでしょうか?(現実的には、すでに脱温暖化社会型の行動は、始まっているのに、制度やシステムが一致していないので弊害が出ている。例バイオエタノール)
 私の持っているバックキャスティングに関するイメージは、まだ、動いて何とか使えるけれど、近い将来、環境変化で沈んでしまう船から、まだ開発中の部分もあるが新たな環境変化に対応できる新しい船に早めに全員でそっくり乗り換えるというものです。そう考えると、社会全体が乗り換える船をイメージすると、技術的な手法だけでなく、脱温暖化型の社会システムに対応した制度や行政のシステム等も同時に提示する必要があるのではないかと思います。
 個人的な思いとしては、日本が、脱温暖化対応型の省庁システムを採用することを宣言し、脱温暖化社会へ踏み出すことを国際的に宣言してほしいのですが、同時にその行動で、国内でも脱温暖化の速度が加速し、国際的にも脱温暖化社会へのビジョンを提示しそれを世界と共有していくことに大きく繋がっているのだと思っています。 最近は41%近くの変換効率の集光型太陽電池システムが開発されたり、自然エネルギーで充電できるプラグインハイブリッドの構想などなど、技術的な動向も急速に変化しつつあります。バイオマスニッポン総合戦略やさまざまな環境政策、経済環境政策もありますが、少しづつ、先が見えずに解らないながらも様々の立場の人が、徐々に脱温暖化とその先の持続可能な脱温暖化社会へと近づいてきたんだなあと考えてきました。ただ、様々な取り組みも未だに全体像を欠き、不完全燃焼をしている部分も多いのではないかと思います。 2050年-70%という脱温暖化に関する明確な方向性と脱温暖化社会のビジョンをしっかりと提示することで、これまで、不完全燃焼していた部分が相互に手を握り合い効率よく完全燃焼しだすと思います。そのためには、政府内部にも、2050年-70%という数値を浸透させる必要がありますし、国会等でも議論し、国全体でビジョンを共有し、さらに充実させる必要があるかと思います。 ながながと申し訳ありませんでしたが、2050年脱温暖化プロジェクトに関して、非常に期待しています。十分に内容を見たわけではないので恐縮ですが、是非、ここを充実させて頂きたいということ書きました。
島田敏

これまで送ったメッセージ

自分がこれまで何を言ってきたのか これまで送ったメッセージの内まとまっているいくつかを掲載します。仲間になって!!

首相官邸へ
脱温暖化に関して3つ提案があります①年末、大掃除等で家庭、事業所等で電球を交換するタイミングにあわせて、首相発言やコマーシャル、婦人会等各種団体、小中学校、回覧板等で省エネ電球の優位性と電球の交換を呼びかける。(簡単なチラシを作って、コピーして配布をお願いするだけなので簡単にすぐできそうなので)②バイオエタノール等で騒がれている、バイオマス政策、経済政策、環境政策について、脱温暖化政策として一本化した視点で取りまとめる。地球温暖化は、国にとっても不可避な大規模な外部環境の変化であるので、政府の組織構成も、脱温暖化社会対応型の省庁制度に環境対応する必要がある。政府の主導で、脱温暖化社会対応型に省庁を再編し、これから発生する、様々な問題に速やかに対処できる体制づくりをする必要がある。(これを、おこなうには、国民への積極的な情報提供が鍵)③脱温暖化政策は、大規模な社会変革とそれに伴う急速な設備改変、様々な市場創造が伴う。国は、これを、中小企業政策として位置づける必要がある。国民の、50%以上が、何らかの形で中小企業によって生計を成り立たせている日本では、脱温暖化を、各企業が事業を拡大、変革する部分に取り入れていくことで、脱温暖化、脱温暖化社会の認識が、国民に急激かつ強烈に認識され、脱温暖化の認識と、市場が爆発的に創造される。(中小企業関連人口が最も多く、国民の過半数を越すため、反応と影響力が最も大きい、一方で、余裕がなく情報収集力に乏しく脱温暖化の情報から最も取り残されているのが現状)同時に、現在の日本経済の牽引力となっている大企業にとっても、それらの市場に、脱温暖化を目的とする商品を大量に供給できる機会が猛烈に拡大する。脱温暖化対応型に省庁を再編し、国の対応力を強化する必要性はそれらの点からも重要。 現在、私は、地域の商工会青年部で脱温暖化の勉強を実施し、20代から30代に中小企業者に、脱温暖化の話をしたところ、予想以上の反応があり、この提案の重要性をより強く実感しています。下記に、私のブログも提示しますので、何らかの検討材料にしてみてください。http://bokumeta.blogspot.com/