2011-05-30

http://moribin.blog114.fc2.com/ 植物鉄栄養研究会のブログに
”提案10: セシウム137(Cs137)汚染土壌から雲母を選別する方法を開発せよ”
という記事が載っていました。
セシウム137による汚染土壌の土壌鉱物のどの部位にセシウム137が結合しているのか、粒径と鉱物にわけてフィルムに感光させたラジオオートグラフが紹介されています。

今まで、土壌鉱物との強固な結合と捉えていたターゲットがより明瞭に見えつつあります。
土壌関係の研究者の方々に、福島の土壌を使って、同じような分析を複数してもらえば、同じようにターゲットが明確化できてきそうです。
イオン交換も含めたファイトレンディエーション後の土壌粒子の液相での分散とふるい分けでもかなり減量化ができそうです。
もちろんそれでも現実的プロセスとはいえませんが、
”土壌に強固に結びついた放射性セシウムは除去できない”
という考え方から
手間はかかるがこうすれば除去できる”
という手法が、
複数できてくることにより、
少しずつ突破口もひらけてくれるのではないかと思います。
同様の手法での分画どなたか宜しくお願いします。